「ドメイン移管をロリポップにしたいけど、何から手を付ければいいの?」という悩みはとても多いです。
ドメイン移管は、手順を間違えるとサイトが表示されない・メールが届かないなど、ビジネス的に痛いトラブルにつながります。
この記事では、ロリポップ!へドメインを移管する流れを、失敗しない順番でまとめます(移管できない原因・DNS切り替えの注意・メール停止対策まで)。
目次
- 結論:ドメイン移管は「事前準備9割」
- まず整理:ドメイン移管とDNS変更は別
- 移管前チェックリスト(これだけは必須)
- AuthCode(認証コード)とは?どこで取る?
- ロリポップへドメイン移管する手順(全体の流れ)
- DNS切り替えのタイミング(サイト停止・メール停止を防ぐ)
- メール停止を防ぐ具体策(MXレコードの考え方)
- 移管できない原因トップ5(60日・ロック・期限)
- 移管後にやること(確認項目)
- ロリポップで運用するメリット(IT用途向け)
- まとめ
結論:ドメイン移管は「事前準備9割」
結論から言うと、ドメイン移管は移管作業そのものより、事前準備が9割です。
最重要ポイント:「移管(管理会社を変える)」と「DNS(向き先を変える)」を混ぜないこと。ここを分けて考えるだけで事故率が下がります。
まず整理:ドメイン移管とDNS変更は別
混乱しがちなので、先に言葉を整理します。
- ドメイン移管:ドメインの管理会社(レジストラ)を変更すること
- DNS変更:ドメインが参照するネームサーバーやレコード(A/MX等)を変更すること
つまり、「ロリポップ!にドメイン移管した=すぐサイトがロリポップで表示される」ではありません。DNSの向き先が変わって初めて表示やメールが切り替わります。
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移管前チェックリスト(これだけは必須)
移管の前に、次のチェックを済ませてください。ここを飛ばすと「移管できない」「メールが死ぬ」が起きます。
- 現在のドメイン管理会社(どこで契約しているか)を確認
- ドメインの有効期限が十分残っているか確認(ギリギリは危険)
- ドメインロック(移管ロック)がONになっていないか
- 登録者メールアドレス(管理者連絡先)が受信できる状態か
- 現在のDNSレコードを控える(A/MX/TXTなど)
重要:DNSレコードを控えずに移管すると、移管後に「サイトは出たけどメールが届かない」など復旧が面倒になります。
AuthCode(認証コード)とは?どこで取る?
ドメイン移管で必ず出てくるのがAuthCode(認証コード/オースコード)です。これは「ドメイン移管の合言葉」みたいなもので、第三者の不正移管を防ぐために使われます。
結論:AuthCodeは「今のドメイン管理会社側」で発行・確認します。ロリポップ側で発行はできません。
AuthCodeに関する考え方の確認(ロリポップ側の説明):AuthCode(オースコード)を教えてください(ロリポップヘルプ)
ロリポップへドメイン移管する手順(全体の流れ)
ここからは「何をどの順番でやるか」を、なるべく迷わない形でまとめます。実際の画面名はサービス側で変わることがあるので、やること(目的)を軸に進めてください。
手順1:移管元で「ドメインロック解除」+「AuthCode取得」
- 移管元管理会社で「Transfer Lock(移管ロック)」をOFF
- AuthCode(認証コード)を発行・控える
- 登録者メールアドレスが受信できるか確認(承認メールが来ることがある)
手順2:ロリポップ側で移管申請(AuthCode入力)
ロリポップ!側で、対象ドメインとAuthCodeを入力して移管申請します。途中で承認メールが届くケースがあるので、見落とさないようにします。
手順3:移管元で「移管承認」
移管元側で承認操作が必要な場合があります(承認しないと移管が止まります)。メール・管理画面・承認リンクなど、移管元の方式に従って進めます。
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手順4:移管完了後にDNSを整える(ここで事故が起きやすい)
移管が完了しても、DNSを変えなければWebやメールの挙動は変わりません。次の章の手順で「止めない切り替え」を行います。
DNS切り替えのタイミング(サイト停止・メール停止を防ぐ)
DNSは切り替え後すぐに全世界で反映されるわけではなく、しばらく新旧が混在します。ここで起きるのが、
- 人によって違うサーバーが表示される
- メールが旧サーバーに届いたり、新サーバーに届いたりする
結論:DNSを切り替える日は、旧環境(旧サーバー/旧メール)をすぐ消さず、しばらく並行稼働させるのが安全です。
メール停止を防ぐ具体策(MXレコードの考え方)
ドメイン移管で一番困るのが「メールが届かない」です。原因はだいたい次のどれかです。
- DNS切り替え時にMXレコードを入れ忘れた
- 旧メールサーバーのMXのままにしてしまった
- DNSが混在して、送信元によって届く先が変わっている
現実的な対策:DNS切り替え前に「現行のDNSレコード」を控えておき、移管後のDNSに同じ内容(特にMX)を再現する。これが最強です。
なお、メールをロリポップ!で運用する前提なら、メールサーバー関連の情報も揃えたうえで進めると安心です(メール設定が必要になるケースもあります)。
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移管できない原因トップ5(60日・ロック・期限)
「ロリポップ!に移管できない」ときは、ロリポップ側が悪いというより、移管ルールや移管元設定が原因のことがほとんどです。
1)取得・移管直後で「一定期間ルール」に引っかかっている
ドメインは取得直後や移管直後は、一定期間移管できないことがあります。該当する場合は、期間が過ぎるのを待つのが基本になります。
2)ドメインロック(移管ロック)がONのまま
ロック解除が必須です。解除したつもりでも反映に時間がかかることがあるので、設定状態を再確認します。
3)AuthCodeが間違っている/古い
AuthCodeはコピペミスが多いです。余計な空白や引用符が混ざっていないかも確認してください。
4)登録者情報(メールアドレス)が受信できず承認できない
承認メールを見落とすと移管が止まります。迷惑メールフォルダもチェックしておきましょう。
5)有効期限が近すぎる
期限が近いと移管できない/失敗しやすいことがあります。余裕を持って更新してから動くのが安全です。
移管後にやること(確認項目)
- DNS(ネームサーバー)が想定どおりか確認
- Web表示がロリポップ側を向いているか確認(複数回・時間を空けて)
- メールの送受信テスト(外部→自分/自分→外部)
- WordPressを運用しているなら、SSLやリダイレクトも確認
コツ:DNSの反映にはタイムラグがあるため、切り替え直後の数時間〜数日は「人によって見えるものが違う」前提でチェックします。
ロリポップで運用するメリット(IT用途向け)
ITビジネス用途(集客・LP・ブログ・問い合わせ)では、ドメイン移管後に「ちゃんと回る」ことが重要です。ロリポップ!は、低コストで始めやすく、運用を固めていく入口として選ばれやすいサービスです。
まとめ
ドメイン移管をロリポップ!へ行うときは、①移管元でAuthCode取得&ロック解除→②ロリポップで移管申請→③承認→④DNSを安全に切り替えの順で進めるのが基本です。
特にDNS切り替えは、Webだけでなくメール(MX)に影響します。移管前にDNSレコードを控え、切り替え後に再現することでトラブルを大幅に減らせます。

