エックスサーバーの利用をやめたいとき、「解約」と「退会」という2つの言葉があり混乱していませんか?実はこの2つは全く異なる手続きで、間違えると思わぬトラブルになる可能性があります。本記事では、エックスサーバーの解約・退会の違いから具体的な手順、注意点まで2026年最新情報をもとに徹底解説します。
目次
- エックスサーバーの「解約」と「退会」の違い
- 知っておくべき3つの手続き|自動更新解除・解約・退会
- エックスサーバーの解約手順を画像付きで解説
- エックスサーバーの退会手順
- 解約・退会前に必ず確認すべき7つの注意点
- データバックアップの方法と重要性
- よくある質問
- まとめ
エックスサーバーの「解約」と「退会」の違い
エックスサーバーでは、「解約」と「退会」は全く別の手続きです。この違いを理解していないと、意図しない結果になる可能性があります。
解約とは
「解約」は契約しているサービス(サーバーやドメイン)を停止することです。
- レンタルサーバー契約を終了する
- ドメイン契約を終了する
- 契約期限日まではサービスを利用できる
- 会員アカウント(Xserverアカウント)は残る
- 将来的に再契約が簡単にできる
退会とは
「退会」は会員アカウント自体を完全に削除することです。
- Xserverアカウント(会員情報)を削除する
- すべてのサービスを解約済みでないと退会できない
- 登録した個人情報が完全に削除される
- 再度利用する場合は新規会員登録が必要
- 以前のサーバーIDは使用できない
どちらを選ぶべき?
| 状況 | おすすめの手続き |
|---|---|
| 他のサーバーに乗り換える | 解約のみ |
| 一時的にサービスを停止したい | 解約のみ |
| 将来的に再利用する可能性がある | 解約のみ |
| 完全にエックスサーバーと縁を切りたい | 解約→退会 |
| 個人情報を完全に削除したい | 解約→退会 |
💡 ワンポイントアドバイス
将来的に再利用する可能性が少しでもあるなら、「解約」だけにしておくのがおすすめです。退会してしまうと再契約時に新規登録が必要で手間がかかります。
知っておくべき3つの手続き|自動更新解除・解約・退会
実は、エックスサーバーには混同しやすい3つの手続きがあります。

1. 自動更新設定の解除
契約の自動更新を停止する手続きです。
- 契約期限日になると自動で更新されなくなる
- 期限日までは通常通りサービスを利用できる
- 期限日を過ぎるとサービスが停止
- 解約申請とは異なる
2. 解約申請
サービス契約を正式に終了する手続きです。
- 解約を申請すると契約期限日にサービスが停止する
- 解約申請後も期限日までは利用可能
- 支払い済みの料金は返金されない
- 会員アカウントは残る
3. 退会申請
会員アカウント自体を削除する手続きです。
- すべてのサービスを解約済みでないと退会できない
- 個人情報が完全に削除される
- メールマガジンも配信停止される
- 再利用時は新規会員登録が必要
エックスサーバーの解約手順を画像付きで解説
それでは、エックスサーバーの解約手順を具体的に解説します。
ステップ1:Xserverアカウントにログイン
エックスサーバーの公式サイトから「Xserverアカウント」にログインします。
- メールアドレスとパスワードを入力
- ログインできない場合はパスワード再設定を利用
ステップ2:契約一覧を確認
Xserverアカウントにログイン後、画面上部のメニューから「契約管理」→「契約一覧」を開きます。
ステップ3:解約したいサービスを選択
契約一覧から解約したいサービス(サーバーまたはドメイン)の右側にある「…」(クイックメニュー)をクリックし、「契約情報」を選択します。
ステップ4:「解約する」をクリック
契約情報画面の下部に「解約する」ボタンがあるのでクリックします。
ステップ5:解約申請を確定
注意事項を確認し、「解約申請をする」ボタンをクリックすれば完了です。
解約申請後も、契約期限日までは通常通りサービスを利用できます。
解約申請の取り消しは可能?
はい、契約期限日前であれば解約申請の取り消しが可能です。
- 契約情報画面から「解約申請をキャンセルする」ボタンをクリック
- またはサポートに連絡して取り消し依頼
エックスサーバーの退会手順
退会はすべてのサービスを解約した後でないと実行できません。
退会の前提条件
- レンタルサーバー契約をすべて解約済み
- ドメイン契約をすべて解約済み
- その他すべてのサービスを解約済み
退会手順
ステップ1: Xserverアカウントにログイン
ステップ2: 画面右上のアカウントメニューから「登録情報確認・編集」をクリック
ステップ3: 「登録情報」タブを開く
ステップ4: 画面下部の「退会」ボタンをクリック
ステップ5: 注意事項を確認し「退会申請をする」をクリック
⚠️ 重要な注意点
退会すると会員情報が完全に削除されます。メール履歴や契約履歴も確認できなくなるため、必要な情報は事前に保存しておきましょう。
解約・退会前に必ず確認すべき7つの注意点
解約や退会を行う前に、以下の重要ポイントを必ずチェックしてください。
1. 支払い済みの料金は返金されない
エックスサーバーでは、解約しても既に支払った料金の返金はありません。契約期限日までは利用できるので、無駄にならないよう期限ギリギリまで使い切りましょう。
2. 自動更新解除のタイミングに注意
自動更新を停止したい場合は、契約期限日の11日前までに設定を変更する必要があります。期限日の10日前から自動更新処理が始まるためです。
3. サーバーとドメインは別契約
レンタルサーバーとドメインは別々の契約です。サーバーを解約してもドメイン契約は自動解約されません。それぞれ個別に解約手続きが必要です。
4. ドメイン設定の削除が必要
サーバー契約を解約した場合、契約期限日までに「ドメイン設定」を削除する必要があります。削除しないとドメインが他のサーバーで使えなくなる可能性があります。
5. 契約期限後もデータは一定期間残る
契約期限日を過ぎると、サーバー内のデータは約3ヶ月後に完全削除されます。ただし、削除前であれば有料でバックアップからデータ復元が可能です。
6. メールアドレスも使えなくなる
サーバー契約を解約すると、そのサーバーで作成したメールアドレスも使用不可になります。重要なメールは事前に他のアドレスに転送しておきましょう。
7. WordPressサイトも消える
サーバー上で運営していたWordPressサイトも、契約期限日を過ぎるとアクセスできなくなります。サイトを継続したい場合は、他のサーバーへの移転が必須です。
データバックアップの方法と重要性
解約前に最も重要なのがデータのバックアップです。
なぜバックアップが必要?
- 契約期限後、データは一定期間で削除される
- 他のサーバーへ移転する場合に必要
- 将来的にサイトを復活させる可能性がある
- 万が一の操作ミスに備える
バックアップすべきデータ
① WordPressサイト
- サイトのファイル(テーマ、プラグイン、画像など)
- データベース(記事、コメント、設定など)
② メールデータ
- 受信メール・送信メール
- メールアドレス設定情報
③ その他のファイル
- サーバー上にアップロードした画像や文書
- 設定ファイル
バックアップの方法
方法1:エックスサーバーの自動バックアップ機能を利用
エックスサーバーは過去14日分のバックアップを自動で保存しています。Xserverアカウントから「バックアップ」→「自動バックアップデータから取得」でダウンロードできます。
方法2:FTPソフトでファイルをダウンロード
FileZillaなどのFTPソフトを使って、サーバー上のファイルを自分のパソコンにダウンロードします。
方法3:WordPressのプラグインを利用
「UpdraftPlus」や「BackWPup」などのバックアッププラグインを使えば、簡単にバックアップが取れます。
よくある質問
Q1. 解約したら即座にサイトが見られなくなる?
A. いいえ。解約申請をしても、契約期限日まではサービスを通常通り利用できます。期限日を過ぎた時点でサービスが停止します。
Q2. 解約後に再契約はできる?
A. はい、可能です。解約だけなら会員アカウントが残っているため、同じアカウントで再契約できます。ただし、以前のサーバーIDは使用できず、新しいIDでの契約となります。
Q3. 退会後に再度利用したくなったら?
A. 退会すると会員情報が削除されるため、新規会員登録からやり直す必要があります。以前のメールアドレスは使用可能です。
Q4. 解約に料金はかかる?
A. いいえ、解約手数料は一切かかりません。ただし、支払い済みの料金の返金もありません。
Q5. 自動更新を停止すれば解約と同じ?
A. 似ていますが厳密には異なります。自動更新停止は「次回の更新をしない」という設定、解約申請は「正式に契約を終了する」手続きです。結果的に同じタイミングでサービスが停止しますが、解約申請の方が確実です。
Q6. ドメインだけ残してサーバーだけ解約できる?
A. はい、可能です。サーバーとドメインは別契約なので、サーバーだけ解約してドメインは継続という使い方もできます。
Q7. 無料お試し期間中でも解約できる?
A. はい。10日間の無料お試し期間中でも解約できます。お試し期間中に本契約をしなければ、自動的にサービスが停止します。
まとめ
エックスサーバーの解約と退会について、重要なポイントをおさらいしましょう。
解約と退会の違い:
- 解約:サービス契約を終了(会員アカウントは残る、再契約が簡単)
- 退会:会員アカウントを完全削除(再利用時は新規登録が必要)
解約前の重要チェックリスト:
- ✅ データのバックアップは完了したか
- ✅ 支払い済み料金は返金されないことを理解したか
- ✅ サーバーとドメインを個別に解約したか
- ✅ メールアドレスが使えなくなることを確認したか
- ✅ 契約期限日を確認したか
- ✅ ドメイン設定を削除したか(サーバー移転の場合)
- ✅ 自動更新設定を確認したか
💡 最後のアドバイス
将来的に再利用する可能性が少しでもあるなら、「解約」だけにして「退会」はしないのがおすすめです。会員アカウントが残っていれば、いつでも簡単に再契約できます。
もし他のレンタルサーバーへの乗り換えを検討している場合は、以下のサーバーも人気です:
エックスサーバーの解約・退会は、手順をしっかり理解すれば難しくありません。データバックアップを忘れずに、慎重に手続きを進めましょう!

