メール配信ツールを選ぶときは「月額の安さ」だけでなく、配信通数の考え方や必要な機能(ステップ配信・顧客DB・分析など)が料金に含まれるかを確認するのが重要です。
本記事では、WiLL Mailの料金体系を、プランごとの違い・向いているケース・比較ポイントの順に整理して解説します。
目次
- WiLL Mailとは?(ざっくり特徴)
- WiLL Mailの料金プラン(結論:2プラン)
- 料金で後悔しないためのチェックポイント(3つ)
- 主要ツールとの料金比較(目安)
- 導入前に知っておきたい注意点(デメリットになり得る点)
- 迷ったときのプラン選び(実務向けの目安)
- 関連:自分に合うメール配信ツールを短時間で絞り込む
- WiLL Mailの公式情報も確認したい方へ
WiLL Mailとは?(ざっくり特徴)
WiLL Mailは、クラウド型のメール配信システムです。特徴は、プログラミング知識がなくてもHTMLメールを作りやすい点と、配信後の分析(ヒートマップ等)まで一通り行える点です。導入企業数は2,800社以上とされています。
WiLL Mailの料金プラン(結論:2プラン)
WiLL Mailの料金は、大きく「シンプルプラン」と「プレミアムプラン」の2つ。どちらも初期費用0円で、最低契約期間は1ヶ月〜です。
| プラン | 月額(税別) | ざっくり向く人 |
|---|---|---|
| シンプル | 4,000円〜 | まずは一斉配信中心で始めたい |
| プレミアム | 10,000円〜 | 顧客DB/ステップ配信/連携までやりたい |
シンプルプラン(月額4,000円〜)の範囲
こんなケースに向きます
・すでに配信リスト(CSVなど)があり、すぐ一斉配信を始めたい
・外部システム連携は不要
・まずは基本機能で運用を固めたい
シンプルプランは、エントリー向けのプランです。目安として月額5,000通の配信に対応し、複雑なデータ連携を前提にしない運用にフィットします。
- データベース:シンプルDB(簡易リスト管理)
- 配信:一斉配信のみ
- 外部DB連携:非対応
- WiLL Form連携:非対応
- DB作成数:最大100個
- オペレータ数:最大100人

プレミアムプラン(月額10,000円〜)でできること
こんなケースに向きます
・顧客情報をDBに蓄積して、属性や行動で出し分けしたい
・ステップメール(自動配信)を使いたい
・EC/CRMなど外部システムと連携したい
プレミアムプランは、目安として月額10,000通以上の配信に対応し、ターゲットDBやステップ配信、API連携など「運用を伸ばす」ための要素が揃います。
- データベース:ターゲットDB + シンプルDB
- 配信:一斉配信・ターゲットメール・ステップメール
- 外部DB連携:対応(API連携)
- WiLL Form連携:対応
- DB作成数:最大100個
- オペレータ数:最大100人
共通仕様(初期費用・契約期間・トライアル)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 初期費用 | 0円 |
| 最低契約期間 | 1ヶ月〜(短期間スポット利用も想定) |
| 配信速度 | 毎時100万通以上(ベストエフォート) |
| 利用開始 | 2営業日前後〜 |
| DKIM | 対応(要問い合わせ) |
| サポート | 1営業日以内に連絡対応 |
| 無料トライアル | 2週間(配信件数制限あり) |
料金で後悔しないためのチェックポイント(3つ)
1)「配信通数」と「アドレス数」どちらで費用が増えるか
メール配信ツールは、課金の考え方がサービスごとに違います。WiLL Mailは配信通数を軸にしているため、「配信頻度が高い月」「キャンペーン月」などでプラン調整する発想と相性が良いです。

2)ステップ配信やセグメント配信が必要か
一斉配信だけで十分ならシンプルでも運用できます。一方で、登録後の自動フォロー(ステップ)や、属性・行動での出し分けをしたい場合は、プレミアム側が候補になります。
3)「分析して改善する運用」を想定しているか
WiLL Mailには、開封率・クリック率だけでなく、クリック箇所を視覚的に把握できるヒートマップ分析があります。テンプレを作って終わりではなく、改善のサイクルを回す運用をするほど価値が出やすいタイプです。
主要ツールとの料金比較(目安)
料金は時期や条件で変わるため、ここでは「判断材料としての目安」を表にまとめます。最終判断は各公式サイトでご確認ください。
| サービス名 | 月額料金 | 初期費用 | 配信通数目安 | 最低契約期間 |
|---|---|---|---|---|
| WiLL Mail | 4,000円〜 | 0円 | 5,000通〜 | 1ヶ月 |
| ブラストメール | 4,000円〜 | 0円 | 5,000通〜 | 1ヶ月 |
| 配配メール | 非公開(要問合せ) | 非公開 | 応相談 | 応相談 |
| オレンジメール | 2,480円〜 | 12,800円 | 2,000通〜 | 6ヶ月 |
| Benchmark Email | 1,800円〜 | 0円 | 600通〜 | 1ヶ月 |
| Cuenote FC | 5,000円〜 | 30,000円 | 2,000通〜 | 6ヶ月 |

導入前に知っておきたい注意点(デメリットになり得る点)
電話サポート中心ではない
サポートは主にメール・チャット中心で、電話での即時相談を重視する体制とは異なります。とはいえ、1営業日以内の連絡対応が明記されているため、運用の相談は計画的に行うのが現実的です。
個別カスタマイズ前提のツールではない
全ユーザー共通の標準機能を利用する設計のため、企業ごとの特殊要件が多い場合は「要件の優先順位」を整理してから検討すると安心です。
無料プランはなく、無料トライアルで確認する
完全な無料プランはありませんが、2週間の無料トライアルがあります。可能なら「テスト配信→レポート確認→テンプレ作成」まで一通り試すと、費用感の納得度が上がります。
迷ったときのプラン選び(実務向けの目安)
プラン選びで迷う場合は、まず「やりたい施策」が一斉配信中心か、自動化・出し分けまで見据えるかで分けると判断しやすいです。
シンプルが向く
- 月間配信が5,000通以下が中心
- 一斉配信だけで成立する
- 外部連携は不要
- まずは運用を小さく始めたい
プレミアムが向く
- 月間配信が10,000通以上になりそう
- ステップ配信で自動化したい
- 顧客DBでセグメントしたい
- EC/CRM等と連携したい
ポイント:迷ったら、まず小さく始めて、必要になったタイミングでプランを見直す考え方が現実的です。WiLL Mailは管理画面からプラン変更できる設計なので、運用に合わせて調整しやすいのが特徴です。
関連:自分に合うメール配信ツールを短時間で絞り込む
メール配信ツールは「料金」だけでなく、配信目的(販促/リード育成/通知)、必要な自動化、運用人数、到達率対策などで最適解が変わります。比較に迷っている場合は、次のガイドが判断の近道になります。
WiLL Mailの公式情報も確認したい方へ
料金は改定されることもあるため、最後に公式情報も合わせて確認しておくと安心です。

