ステップメールを始めたいけれど「何通送ればいいのかわからない」と悩んでいませんか?
実は、ステップメールの通数には絶対的な正解はありませんが、商品の価格帯や顧客との関係性によって最適な通数は変わります。
この記事では、あなたのビジネスに最適なステップメールの通数を判断する方法と、効果的なシナリオ構成を詳しく解説します。
目次
- ステップメールの通数に「正解」はない?基本は5〜7通
- ステップメールの通数を決める3つの重要要素
- 【状況別】最適なステップメール通数の選び方
- 3通・5通・7通・10通それぞれのメリット・デメリット
- 【実践】7通構成のステップメールシナリオ例
- ステップメール作成におすすめの配信ツール
- 効果が出ない時の改善ポイント
- まとめ:最適な通数で成果を最大化しよう
ステップメールの通数に「正解」はない?基本は5〜7通
結論から言うと、ステップメールの通数に絶対的な正解はありません。しかし、多くの成功事例を分析すると、5〜7通程度が最もバランスが良く効果的とされています。
一般的なメルマガの開封率が15%程度なのに対し、ステップメールの開封率は約30%と高い傾向にあります。これは、読者が自ら登録したタイミングで配信が始まるため、関心が高い状態で読まれるからです。
なぜ7通が推奨されるのか
7通という数字が多くの専門家に推奨される理由は以下の通りです:
- 信頼構築に必要な情報を過不足なく提供できる
- 読者に負担をかけすぎず、適度なエンゲージメントを維持できる
- 購買プロセス(認知→興味→検討→購入)をカバーできる
- 具体的な価値提供と緊急性の演出が自然に行える
ただし、これはあくまで「基本の目安」です。実際には商品の特性や顧客の状況によって調整が必要になります。
ステップメールの通数を決める3つの重要要素
ステップメールの通数を決める際に考慮すべき要素は主に3つあります。
1. 商品・サービスの価格帯
価格が高いほど、購入までの意思決定に時間がかかるため、より多くの通数が必要になります。
- 低価格(〜1万円):3〜5通で十分な場合が多い
- 中価格(1万〜5万円):5〜7通が適切
- 高価格(5万円以上):7〜10通以上が望ましい
2. 顧客との関係性(信頼度)
既存顧客と新規顧客では、必要な信頼構築のステップが大きく異なります。
- 既存顧客・リピーター:すでに信頼関係があるため3〜5通で効果的
- メルマガ読者(既知の関係):5〜7通が標準的
- 初めての接点(新規):7〜10通で丁寧に関係構築が必要
3. 顧客の課題認識度
読者が自分の課題をどれだけ自覚しているかも重要な判断基準です。
- 課題を明確に認識している:3〜5通で解決策を提示できる
- なんとなく悩んでいる:5〜7通で課題の明確化と解決策提示
- 課題に気づいていない:7〜10通以上で気づきから解決まで導く
これらの要素を組み合わせることで、最適な通数が見えてきます。詳しくは次のセクションで解説します。
【状況別】最適なステップメール通数の選び方
ここでは、具体的な状況に応じた最適な通数を、マトリクス図を使ってわかりやすく解説します。

価格帯×関係性で判断する
上の図のように、価格帯と顧客との関係性を組み合わせることで、最適な通数が見えてきます。
【判断の具体例】
- 低価格×既存顧客 → 5通:すでに信頼関係があるため少なめでOK
- 低価格×新規顧客 → 7通:価格は低いが信頼構築が必要
- 中価格×既存顧客 → 7通:標準的な構成
- 中価格×新規顧客 → 10通:しっかりとした関係構築が必要
- 高価格×既存顧客 → 10通:高額商品は既存顧客でも慎重な説明が必要
- 高価格×新規顧客 → 10通以上:最も丁寧なアプローチが必須
業種別の目安例
| 業種・商品例 | 推奨通数 | 理由 |
|---|---|---|
| ECサイト(リピート促進) | 3〜4通 | 既存顧客向け、短期間での再購入促進 |
| オンライン講座(低価格) | 5〜7通 | 教育が必要だが購入ハードルは低い |
| コンサルティング | 7〜10通 | 高額商品、信頼構築が最重要 |
| SaaSツール(トライアル後) | 5〜7通 | 製品理解を深めて有料転換を促す |
| 不動産・投資商品 | 10通以上 | 超高額、慎重な意思決定が必要 |
より詳しいメール配信ツールの比較は、メール配信ツール比較記事をご覧ください。
3通・5通・7通・10通それぞれのメリット・デメリット
各通数のパターンについて、具体的なメリット・デメリットを見ていきましょう。

3通構成
【メリット】
- 作成・管理が簡単で初心者でも取り組みやすい
- 読者の負担が少なく、最後まで読まれやすい
- 既存顧客向けリピート施策に最適
- 短期間で成果が出やすい
【デメリット】
- 情報量が限られ、十分な価値提供ができない場合がある
- 信頼構築の時間が不足しがち
- 新規顧客や高額商品には不向き
【適したケース】低価格商品、既存顧客、課題認識が明確な読者
5通構成
【メリット】
- 必要な情報をコンパクトにまとめられる
- 読者の集中力を維持しやすい
- 管理がしやすく、PDCAを回しやすい
- 中価格帯の商品に適している
【デメリット】
- 高額商品には情報量が不足する可能性
- 深い関係構築には時間が足りない場合も
【適したケース】中価格帯商品、ある程度関係性がある読者、比較検討段階の顧客
7通構成(最もバランスが良い)
最も推奨される構成
【メリット】
- 信頼構築から購入まで必要な要素をすべて含められる
- 情報過多にならず、適度なボリューム
- 購買心理の各段階に対応できる
- 多くの成功事例があり、ノウハウが豊富
- ほとんどの商品・サービスに対応可能
【デメリット】
- 作成に一定の時間と労力が必要
- 既存顧客には少し長く感じる可能性
【適したケース】中〜高価格帯商品、新規顧客、標準的なBtoC・BtoBビジネス
10通以上構成
【メリット】
- 非常に詳細な情報提供が可能
- 深い信頼関係を構築できる
- 高額商品や複雑なサービスに対応できる
- 様々な角度から価値を伝えられる
【デメリット】
- 作成・管理の負担が大きい
- 読者の離脱リスクが高まる
- スパム認定されるリスクが増加
- 関心の低下による開封率の低下
【適したケース】高額商品(数十万円以上)、コンサルティング、不動産、投資商品
【実践】7通構成のステップメールシナリオ例
ここでは、最も汎用性の高い7通構成の具体的なシナリオを解説します。オンライン講座を販売する想定で説明しますが、他の商品にも応用可能です。
1通目:歓迎と自己紹介(登録直後)
目的:読者との関係性をスタートさせ、期待感を高める
内容:
- 登録への感謝の言葉
- 自己紹介・会社紹介(実績や権威性を含む)
- このメールで得られる価値の約束
- 登録特典の提供(無料PDF、チェックリストなど)
- 次回メールの予告
配信タイミング:登録直後(自動送信)
2通目:問題提起とメリットの提示(登録から1日後)
目的:読者の課題を明確化し、解決の必要性を認識してもらう
内容:
- 読者が抱えている課題の具体化
- その課題を放置するとどうなるか(痛みの明確化)
- 解決することで得られる未来
- 解決方法の全体像を簡単に紹介
- 無料コンテンツの提供(動画、記事など)
配信タイミング:1通目から24時間後
3通目:成功事例・お客様の声(登録から3日後)
目的:社会的証明により信頼性を高める
内容:
- 実際に成果を出した事例を詳しく紹介
- Before→Afterを明確に
- 顧客の声(できれば写真付き)
- 数字で示せる実績
- 「あなたにもできる」というメッセージ
配信タイミング:2通目から48時間後
4通目:ストーリーテリング・開発背景(登録から5日後)
目的:感情的なつながりを作り、共感を生む
内容:
- あなた自身の失敗・挫折の経験
- そこからどう立ち上がったか
- なぜこの商品・サービスを作ったのか
- 読者に伝えたい想い
- 限定動画やインタビューコンテンツの提供
配信タイミング:3通目から48時間後
5通目:商品・サービスの詳細紹介と限定オファーの予告(登録から7日後)
目的:具体的な提案を行い、購買意欲を高める
内容:
- 商品・サービスの詳細説明
- 他社との違い(独自性)
- 価格と内容の説明
- 読者限定の特別オファーがあることを予告
- 「次のメールで重要なお知らせがあります」と期待感を高める
配信タイミング:4通目から48時間後
6通目:限定特典の提示と緊急性の演出(登録から9日後)
目的:購買の決断を後押しする
内容:
- メルマガ読者限定の特別価格・特典を発表
- 期間限定・人数限定などの緊急性
- 特典の詳細(ボーナスコンテンツ、割引率など)
- よくある質問(FAQ)で不安を解消
- 申込み方法の明確な案内
- 決済リンクやCTAボタン
配信タイミング:5通目から48時間後
7通目:最終案内とクロージング(登録から11日後)
目的:最後の後押しと感謝を伝える
内容:
- これまでのメールを読んでくれた感謝
- 限定オファーの締切が迫っていることを再度強調
- 購入を迷っている人への最後のメッセージ
- 購入しない場合でも、今後の関係継続を提案
- 返金保証やサポート体制の再確認
- 明確なCTA
配信タイミング:6通目から48時間後(または特典締切の数時間前)
この7通構成を基本として、あなたのビジネスに合わせてカスタマイズしてください。
ステップメール作成におすすめの配信ツール
効果的なステップメールを配信するには、適切なメール配信ツールの選択が重要です。ここでは、ステップメール機能に優れたツールを紹介します。
MyASP(マイスピー)
最もおすすめ
MyASP(マイスピー)は、国内でトップクラスの機能を持つメール配信スタンドです。
特徴:
- 無制限のステップメール作成が可能
- クリック分岐・シナリオ分岐機能で複雑な設計が可能
- LP(ランディングページ)作成機能も搭載
- 決済システムとの連携が充実
- 充実したサポート体制
料金:月額3,300円〜
おすすめポイント:本格的にステップメールマーケティングを行いたい方に最適。高機能でありながら使いやすく、多くのマーケターが愛用しています。
その他のおすすめツール
- 直感的な操作性が魅力
- 初心者でも使いやすいインターフェース
- 料金:月額4,000円〜
- 低価格で始められる
- 中小企業向けの機能が充実
- 料金:月額2,200円〜
- コストパフォーマンスに優れる
- 高い到達率を誇る
- 料金:月額4,980円〜
- シンプルで使いやすい
- 小規模ビジネスに最適
- 料金:月額1,867円〜
- 海外でも人気の配信ツール
- 無料プランあり(配信数制限あり)
- 料金:無料プラン、有料プランは月額1,800円〜
各ツールの詳しい比較は、メール配信ツール比較記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
効果が出ない時の改善ポイント
ステップメールを配信しても思うような成果が出ない場合、以下のポイントをチェックしてみましょう。
開封率が低い場合
問題の可能性:
- 件名が魅力的でない
- 送信者名が不明確
- 配信時間が適切でない
- メールがスパムフォルダに入っている
改善策:
- 件名にベネフィットや数字を入れる
- 送信者名を個人名や認識しやすい名前に変更
- A/Bテストで最適な配信時間を見つける
- SPFやDKIM設定を行い到達率を改善
クリック率が低い場合
問題の可能性:
- コンテンツが読者のニーズに合っていない
- CTAが不明確
- 文章が長すぎる・読みにくい
- 提供する価値が伝わっていない
改善策:
- 読者の課題をより深く理解する(アンケート実施など)
- CTAボタンを目立つ位置に配置し、文言を明確に
- 短い段落、箇条書き、見出しを活用して読みやすく
- 具体的なベネフィットを強調する
コンバージョン率が低い場合
問題の可能性:
- リスト(読者)の質が低い
- 商品とターゲットがミスマッチ
- 価格設定が適切でない
- オファーに魅力がない
- 信頼構築が不十分
改善策:
- 集客段階でターゲットを明確にする
- ランディングページの質を改善
- お客様の声や実績をもっと提示する
- 限定特典や保証を追加する
- ステップメールの通数や配信間隔を見直す
重要: 効果測定は必ず数値で行いましょう。開封率、クリック率、コンバージョン率を定期的にチェックし、PDCAサイクルを回すことが成功への近道です。
メール配信ツールの選択も成果に大きく影響します。メール配信ツール比較記事を参考に、自社に最適なツールを選びましょう。
まとめ:最適な通数で成果を最大化しよう
ステップメールの通数に絶対的な正解はありませんが、基本は5〜7通、特に7通構成が最もバランスが良いということがわかりました。
この記事のポイントをおさらいします:
- 通数を決める3つの要素:価格帯、顧客との関係性、課題認識度
- 状況別の目安:低価格×既存顧客なら5通、高額×新規なら10通以上
- 7通構成が万能:ほとんどのビジネスに対応可能で成功事例も豊富
- 適切なツール選び:MyASPなど機能性の高いツールを活用
- 継続的な改善:数値測定とPDCAサイクルが成功の鍵
まずは7通構成をベースに、あなたのビジネスの特性に合わせて調整していくことをおすすめします。そして、配信後は必ず効果測定を行い、開封率やクリック率、コンバージョン率を確認しながら改善を続けましょう。
ステップメールは一度設定すれば自動で働き続ける「資産」になります。最初は時間がかかりますが、しっかりと設計することで、長期的に安定した成果を生み出してくれるでしょう。
本格的にステップメールマーケティングを始めるなら、MyASP(マイスピー)がおすすめです。豊富な機能と使いやすさで、あなたのビジネスを強力にサポートしてくれます。
各メール配信ツールの詳しい比較や選び方については、メール配信ツール比較記事もぜひご覧ください。
あなたのステップメールが大きな成果を生むことを願っています!

