メール配信でお客様との関係を深めたいけれど、どのようにアプローチすればいいか悩んでいませんか?
ステップメールは、顧客の行動に合わせて段階的にメールを配信することで、効果的に購買意欲を高められるマーケティング手法です。
この記事では、ステップメールの基本から具体的な作り方、おすすめの配信ツールまで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
目次
- ステップメールとは?基本を理解しよう
- ステップメールのメリット・デメリット
- 効果的なステップメールの作り方【5ステップ】
- 配信回数と間隔の目安
- おすすめのステップメール配信ツール比較
- 成功させるための重要ポイント
- まとめ
ステップメールとは?基本を理解しよう

ステップメールとは、顧客の特定の行動(資料請求、会員登録、商品購入など)をきっかけに、あらかじめ用意しておいた複数のメールを、決められたシナリオに沿って段階的に自動配信するマーケティング手法です。
例えば、無料の資料をダウンロードした見込み客に対して、以下のような流れでメールを送ります。
- 1通目(即日):資料ダウンロードのお礼と内容の補足
- 2通目(3日後):サービスの特徴や活用方法の紹介
- 3通目(7日後):導入事例やお客様の声
- 4通目(14日後):無料相談や特別キャンペーンのご案内
このように、顧客の興味・関心に合わせて段階的に情報を提供することで、自然な流れで購買へと導くことができます。
メルマガとの違いは?

ステップメールとメルマガ(メールマガジン)は、どちらもメールを使ったマーケティング手法ですが、大きな違いがあります。
| ステップメール | メルマガ | |
|---|---|---|
| 配信のきっかけ | 顧客の行動(個別) | 企業のタイミング(一斉) |
| 配信内容 | 段階的なシナリオ | その時々の情報 |
| 主な目的 | 購買意欲の育成 | 情報提供・関係維持 |
| 配信間隔 | 顧客ごとに異なる | 全員同じタイミング |
メルマガは新商品情報やキャンペーンなどを全読者に一斉配信するのに対し、ステップメールは個々の顧客の状況に応じてパーソナライズされた情報を届けられる点が最大の特徴です。
メール配信ツールについて詳しく知りたい方は、メール配信ツール比較記事もご覧ください。
ステップメールのメリット・デメリット
メリット
1. 見込み客の購買意欲を段階的に高められる
ステップメールの最大のメリットは、顧客の心理状態に合わせて段階的にアプローチできる点です。いきなり「買ってください」と言っても、ほとんどの人は購入しません。しかし、まず商品の価値を理解してもらい、信頼関係を築いた上で提案すれば、成約率は大きく向上します。
2. 配信作業を自動化できる
一度シナリオを設定すれば、あとは自動で配信されます。手動で一人ひとりにメールを送る必要がないため、営業担当者はより重要な商談や新規開拓に時間を使えるようになります。
3. ベストなタイミングでアプローチできる
顧客が商品やサービスに興味を持った直後は、最も反応が良いタイミングです。ステップメールなら、そのタイミングを逃さず適切な情報を届けられます。
4. 効果測定と改善がしやすい
各ステップごとに開封率やクリック率を分析できるため、どのメールが効果的で、どこに改善の余地があるかが明確にわかります。PDCAサイクルを回しやすく、継続的な成果向上が期待できます。
デメリット
1. 初期設定に時間と労力がかかる
シナリオ設計、メール文面の作成、配信設定など、最初の準備には相応の時間が必要です。ただし、一度設定すれば長期間使えるため、投資する価値は十分にあります。
2. コンテンツの質が重要
内容が魅力的でなければ、せっかくのステップメールも効果を発揮しません。顧客のニーズを理解し、価値ある情報を提供し続ける必要があります。
3. 専用ツールの導入が必要
ステップメールを配信するには、専用の配信ツールが必要です。コストはかかりますが、得られる効果を考えれば十分に回収できるでしょう。
効果的なステップメールの作り方【5ステップ】

ここからは、実際にステップメールを作成する手順を5つのステップで解説します。
STEP1:目的を明確にする
まず、ステップメールで何を達成したいのかを明確にします。
- 無料体験への申し込みを増やしたい
- 資料請求者を商談につなげたい
- 休眠顧客を再活性化させたい
- リピート購入を促進したい
目的が曖昧だと、シナリオも中途半端になってしまいます。できるだけ具体的な数値目標を設定しましょう(例:3ヶ月で商談化率を15%向上させる)。
STEP2:ターゲットを決める
誰に向けてメールを送るのかを明確にします。ターゲットが具体的であればあるほど、響くメッセージを作れます。
- どんな業種・規模の企業か
- どんな課題を抱えているか
- どんな情報を求めているか
- 決裁権を持っているか
ペルソナ(典型的な顧客像)を設定すると、より効果的なメッセージが作成できます。
STEP3:カスタマージャーニーマップを作成する
顧客が商品を知ってから購入に至るまでの心理変化を可視化します。一般的には以下の4段階で考えます。
- 認知段階:商品・サービスを知る
- 興味・関心段階:もっと詳しく知りたいと思う
- 比較検討段階:他社と比較して判断する
- 購入段階:実際に申し込む・購入する
各段階で顧客がどんな情報を求めているかを考え、それに応じたメール内容を設計します。
STEP4:シナリオと配信計画を立てる
ステップメールの成功の鍵は、適切なシナリオ設計にあります。以下のポイントを押さえましょう。
【シナリオ設計のポイント】
- 1通目(即日〜1日後):お礼と自己紹介、今後の流れを伝える
- 2通目(2〜3日後):商品・サービスの特徴や価値を説明
- 3通目(5〜7日後):具体的な活用方法や導入事例を紹介
- 4通目(10〜14日後):お客様の声や成功事例で信頼性を高める
- 5通目(14〜21日後):限定特典や無料相談で行動を促す
各メールには必ずCTA(Call To Action:行動喚起)を含めましょう。「詳しくはこちら」「無料で試してみる」など、次にとってほしい行動を明確に示すことが重要です。
STEP5:メール文面を作成し、配信設定を行う
シナリオが決まったら、実際のメール文面を作成します。
【効果的なメール文面の基本構成】
- 件名:開封したくなる具体的で魅力的な件名
- 冒頭の挨拶:親しみやすく、個人名を入れるとより効果的
- 本文:問題提起→解決策→証拠の流れを意識
- CTA:明確で行動しやすいボタンやリンク
- 署名:誰から送られているかを明示
文面が完成したら、MyASP(マイスピー)などの配信ツールで実際に設定します。配信前には必ずテスト送信を行い、リンク切れや誤字脱字がないか確認しましょう。
配信回数と間隔の目安
ステップメールの配信回数や間隔に絶対的な正解はありませんが、一般的な目安をご紹介します。
配信回数の目安
- 基本パターン:5〜7通
- 短期集中型:3〜5通(低価格商品やキャンペーン向け)
- 長期育成型:7〜10通(高額商品や検討期間が長い商材向け)
配信間隔の目安
- 1通目:即日〜1日以内(関心が最も高いタイミング)
- 2〜3通目:2〜3日間隔(積極的に情報提供)
- 4通目以降:3〜7日間隔(適度な距離感を保つ)
配信頻度が高すぎると「しつこい」と感じられ、配信停止につながる可能性があります。逆に間隔が空きすぎると、興味が薄れてしまいます。開封率やクリック率のデータを見ながら、最適な配信間隔を見つけていくことが大切です。
おすすめのステップメール配信ツール比較
ステップメールを配信するには、専用のツールが必要です。ここでは、おすすめの配信ツールを比較してご紹介します。
MyASP(マイスピー)【総合力No.1】
MyASP(マイスピー)は、ステップメール機能に特に優れた国産のメール配信システムです。
【MyASPの特徴】
- 直感的な操作画面で初心者でも使いやすい
- 複雑なシナリオ分岐も簡単に設定可能
- 決済機能との連携でオンライン販売も可能
- クリック分析やA/Bテストなど分析機能が充実
- サポート体制が手厚く、わからないことはすぐに解決
本格的にステップメールマーケティングに取り組みたい方には、MyASPが最もおすすめです。詳しくはMyASPの詳細解説記事や機能紹介ページもご覧ください。
WiLL Mail(ウィルメール)
WiLL Mail(ウィルメール)は、シンプルで使いやすいメール配信システムです。ステップメール機能も充実しており、中小企業に人気があります。詳しくはWiLL Mailの紹介記事をご覧ください。
Benchmark Email(ベンチマークイーメール)
Benchmark Email(ベンチマークイーメール)は、海外発のツールですが日本語対応もしており、無料プランから始められるのが特徴です。詳細はBenchmark Emailの解説記事をご確認ください。
その他のツール
各ツールの詳しい比較は、メール配信ツール比較記事をご覧ください。
成功させるための重要ポイント
最後に、ステップメールを成功させるための重要なポイントをまとめます。
1. 1つのメールに1つの目的
あれもこれも伝えようとすると、結局何も伝わりません。各メールには明確な目的を1つだけ設定し、それに集中したメッセージを作りましょう。
2. 継続的な分析と改善
ステップメールは「作って終わり」ではありません。開封率、クリック率、コンバージョン率などのデータを定期的に分析し、改善を繰り返すことが成功の鍵です。
3. 顧客目線のコンテンツ作成
企業が伝えたいことではなく、顧客が知りたいこと、役立つ情報を提供することが重要です。顧客の課題解決に焦点を当てたコンテンツを心がけましょう。
4. パーソナライズの活用
名前や会社名、過去の行動履歴などを活用して、よりパーソナライズされたメッセージを送ることで、開封率や反応率が大きく向上します。
5. モバイル対応は必須
現在、メールの約60%以上がスマートフォンで開封されています。スマホでも読みやすいレイアウトやデザインを心がけましょう。
まとめ
ステップメールは、顧客の行動に合わせて段階的に情報を提供することで、効果的に購買意欲を高められる強力なマーケティング手法です。
【この記事のポイント】
- ステップメールは顧客の行動をきっかけに段階的にメールを自動配信する仕組み
- メルマガと違い、個別最適化されたアプローチが可能
- 目的設定→ターゲット選定→シナリオ作成の順で設計する
- 配信回数は5〜7通、間隔は2〜7日が一般的な目安
- 継続的な分析と改善がステップメール成功の鍵
最初は難しく感じるかもしれませんが、MyASP(マイスピー)のような使いやすいツールを活用すれば、初心者でも十分に効果的なステップメールを作成できます。
まずは3〜5通の簡単なシナリオから始めて、徐々にブラッシュアップしていくことをおすすめします。ぜひこの記事を参考に、ステップメールマーケティングに挑戦してみてください。
メール配信ツールの選び方やその他のツールについては、メール配信ツール比較記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

