「メルマガを始めたいけれど、何から手をつければいいかわからない」「配信ツールの選び方や法律対応が不安」とお悩みではありませんか?
メルマガは今でも費用対効果の高いマーケティング手法ですが、正しい手順を踏まないと失敗してしまうことも。
この記事では、メルマガ配信のやり方を5つのステップで初心者にもわかりやすく解説します。法律対応から開封率アップのコツまで、すぐに実践できる内容をお届けします。
目次
- メルマガ配信とは?今でも効果がある理由
- メルマガ配信の5つのステップ【完全ガイド】
- ステップ1:メルマガ配信の目的を明確にする
- ステップ2:配信ツールを選ぶ(BCC vs 配信システム)
- ステップ3:配信リストを準備する
- ステップ4:メルマガコンテンツを作成する
- ステップ5:配信・効果測定を行う
- 守らないと罰則!特定電子メール法の基本
- メルマガ配信におすすめのツール
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:正しい手順で効果的なメルマガ配信を始めよう
メルマガ配信とは?今でも効果がある理由
メルマガ(メールマガジン)配信とは、登録した顧客や見込み客に対して、定期的に情報を一斉送信するマーケティング手法です。
「SNS全盛の時代にメールなんて古いのでは?」と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。
メルマガが今でも効果的な3つの理由
1. ビジネスパーソンはメールを毎日確認している
一般社団法人日本ビジネスメール協会の調査によると、ビジネスパーソンの98.35%がメールをコミュニケーション手段として利用しており、1日平均約50通のメールを受信しています。SNSよりもメールのほうが業務での使用頻度が高いのです。
2. 高いROI(費用対効果)
メルマガは他のマーケティング手法と比べて、1円あたりの効果が非常に高いことが知られています。広告費をかけずに既存顧客や見込み客に直接アプローチできるため、コストパフォーマンスに優れています。
3. プッシュ型の情報発信が可能
SNSやブログは顧客が自ら見に来る「プル型」ですが、メールはこちらから能動的に情報を届ける「プッシュ型」です。タイミングを選んで確実に情報を届けられる点が大きなメリットです。
メルマガで実現できること
- 新商品・サービスの告知
- キャンペーン・セール情報の配信
- 顧客との関係構築(リピート促進)
- お役立ち情報の提供(ブランディング)
- 休眠顧客の掘り起こし
- Webサイトへの誘導
正しい方法でメルマガ配信を行えば、売上向上や顧客ロイヤリティの向上に大きく貢献します。
メルマガ配信の5つのステップ【完全ガイド】
メルマガ配信を成功させるには、以下の5つのステップを順番に進めていきます。

それでは、各ステップを詳しく見ていきましょう。
ステップ1:メルマガ配信の目的を明確にする
まず最初に重要なのが、「なぜメルマガを配信するのか」という目的を明確にすることです。
目的が曖昧なまま配信を始めると、内容がブレてしまい、効果測定も難しくなります。
メルマガ配信の主な目的例
| 目的 | 具体例 | 配信内容の例 |
|---|---|---|
| 売上向上 | 商品購入、サービス申込 | セール情報、限定クーポン |
| リピート促進 | 継続利用、再購入 | 活用事例、お役立ち情報 |
| ブランディング | 企業認知度向上 | コラム、業界ニュース |
| 見込み客育成 | 資料請求後のフォロー | 導入事例、比較資料 |
| 顧客満足度向上 | サポート、情報提供 | 使い方ガイド、FAQ |
目的によって配信内容・頻度・ターゲットが変わりますので、まずはゴールを明確にしましょう。
目的設定のポイント
- 具体的な数値目標を設定する:「売上を10%アップ」「開封率30%以上」など
- 複数の目的を持たない:一つのメルマガに複数の目的を詰め込むと効果が分散
- KPIを決めておく:開封率、クリック率、コンバージョン率など測定指標を明確に
ステップ2:配信ツールを選ぶ(BCC vs 配信システム)
メルマガを送る方法は大きく分けて2つあります:
- メーラーのBCC機能を使う
- メール配信システム(ツール)を使う
結論から言うと、メール配信システムを使うことを強くおすすめします。

BCCメールをおすすめしない理由
BCCを使ったメルマガ配信には、以下のような致命的なデメリットがあります:
- 情報漏洩リスク:誤ってCCに入れてしまうと、全受信者のメールアドレスが漏洩
- スパム判定されやすい:大量のBCC送信はスパムとみなされ、届かないことが多い
- 効果測定ができない:開封率やクリック率などのデータが取得できない
- 大量配信に不向き:数百件以上になると送信に時間がかかり、送信エラーも発生しやすい
- パーソナライズ不可:「○○様」などの個別対応ができない
メール配信システムのメリット
一方、メール配信システムには以下のようなメリットがあります:
- 安全性が高い:誤送信を防ぐ仕組みが整っている
- 高い到達率:スパム判定を回避する技術を実装
- 効果測定可能:開封率、クリック率、コンバージョン率などを自動計測
- 大量配信対応:数万件でも高速に配信可能
- HTMLメール作成:デザイン性の高いメールを簡単に作成
- セグメント配信:属性ごとに配信内容を変えられる
- ステップメール:自動で段階的にメールを配信
無料で使えるメール配信システムもありますので、BCCではなく必ず配信システムを使いましょう。
詳しいツール比較は、メール配信ツール比較記事をご覧ください。
ステップ3:配信リストを準備する
配信ツールが決まったら、次はメールを送る相手(配信リスト)を準備します。
配信リストの集め方
配信リストを集める主な方法は以下の通りです:
- Webサイトのメルマガ登録フォーム:最も一般的な方法
- 会員登録時の同意取得:ECサイトやサービス登録時
- 資料請求フォーム:資料請求時にメルマガ配信の同意を取得
- セミナー・イベント:参加者からメールアドレスを収集
- 名刺交換:展示会や営業活動で得た名刺(要注意)
【重要】オプトインの取得が必須
注意
メルマガを送るには、事前に受信者の同意(オプトイン)を得ることが法律で義務付けられています。同意なしに勝手にメールを送ると、「特定電子メール法」違反となり、最大3,000万円の罰金が科される可能性があります。
オプトインの取得方法:
- 登録フォームに「メルマガを受け取る」のチェックボックスを設置
- 名刺交換した相手には「メルマガを送ってよいか」確認のメールを送る
- 同意した記録を保存しておく(証明できるようにする)
配信リストの管理
集めたメールアドレスは、以下の情報とともに管理しましょう:
- 氏名
- メールアドレス
- 登録日
- 属性情報(年齢、性別、地域、役職など)
- 購買履歴
- 興味関心
これらの情報を活用することで、セグメント配信(属性ごとに内容を変える)が可能になり、開封率・クリック率が大幅に向上します。
ステップ4:メルマガコンテンツを作成する
配信リストが準備できたら、いよいよメルマガのコンテンツを作成します。
メルマガの基本構成
効果的なメルマガは、以下の構成で作成します:
- 件名:開封率を左右する最重要要素
- ヘッダー:企業ロゴ、ブランディング
- 挨拶文:読者への呼びかけ
- 本文:伝えたい情報、価値提供
- CTA(行動喚起):「詳しくはこちら」などのボタン
- フッター:配信停止リンク、会社情報
開封率を上げる件名の作り方
件名はメルマガの開封率を大きく左右します。以下のポイントを押さえましょう:
- 15〜30文字程度:スマホでも全文表示される長さ
- 具体的な数字を入れる:「3つの方法」「50%オフ」など
- 緊急性を出す:「本日限定」「残り3日」など
- ベネフィットを明示:「売上2倍」「時短テク」など
- ターゲットを明記:「営業担当者必見」など
- 疑問形を使う:「○○をご存知ですか?」
効果的な件名の例:
- 【限定50名】無料セミナーのご案内
- 売上2倍を実現した3つの施策とは?
- 【本日23:59まで】50%OFFキャンペーン
- 営業担当者必見!商談成約率を上げる方法
読まれる本文の書き方
1. 結論ファーストで書く
最も伝えたい内容は冒頭に記載します。忙しい読者は最後まで読まないため、ファーストビューで価値が伝わることが重要です。
2. PREP法を使う
- Point(結論):まず結論を述べる
- Reason(理由):なぜそう言えるのか
- Example(具体例):事例やデータで補強
- Point(再度結論):もう一度結論を述べる
3. 短く、読みやすく
- 1文は50文字以内
- 改行を多めに入れる(スマホでの読みやすさ重視)
- 箇条書きを活用する
- 見出しで区切る
4. CTAを明確に設置
「詳しくはこちら」「今すぐ申し込む」などのCTAボタンを、ファーストビューと本文の最後の2箇所に設置しましょう。
テキストメール vs HTMLメール
メルマガの形式には2種類あります:
| テキストメール | HTMLメール | |
|---|---|---|
| 見た目 | 文字のみ | 画像・装飾あり |
| 作成難易度 | 簡単 | やや難(ツールで簡単化可能) |
| 訴求力 | 低い | 高い |
| 開封率測定 | 不可 | 可能 |
| 到達率 | 高い | やや低い場合あり |
おすすめはHTMLメールです。開封率が測定でき、視覚的な訴求力も高いため、効果が出やすくなります。多くのメール配信ツールには簡単にHTMLメールを作成できるエディターが搭載されています。
ステップ5:配信・効果測定を行う
メルマガを配信したら、必ず効果測定を行いましょう。
配信前のチェックリスト
- 件名と本文の内容が一致しているか
- 誤字脱字がないか
- リンクが正しく機能するか
- 画像が正しく表示されるか
- スマホで見やすいか(レスポンシブ対応)
- 配信停止リンクが設置されているか
- テスト配信を実施したか
最適な配信タイミング
BtoBの場合:
- 曜日:火曜日〜木曜日(月曜は忙しく、金曜は週末モード)
- 時間帯:朝9時〜10時、昼12時〜13時、夕方17時〜18時
BtoCの場合:
- 曜日:金曜日、土曜日、日曜日(週末は時間がある)
- 時間帯:通勤時間(7時〜9時、18時〜20時)、昼休み(12時〜13時)
測定すべき5つの指標
| 指標 | 計算式 | 目標値 |
|---|---|---|
| 配信成功率 | (配信成功数 ÷ 配信数)× 100 | 95%以上 |
| 開封率 | (開封数 ÷ 配信成功数)× 100 | 15〜30% |
| クリック率 | (クリック数 ÷ 配信成功数)× 100 | 2〜5% |
| コンバージョン率 | (CV数 ÷ 配信成功数)× 100 | 0.5〜2% |
| 配信停止率 | (配信停止数 ÷ 配信数)× 100 | 0.5%以下 |
これらの数値を定期的にチェックし、PDCAサイクルを回して改善していくことが重要です。
効果的な配信ツールについては、メール配信ツール比較記事で詳しく紹介しています。
守らないと罰則!特定電子メール法の基本
メルマガ配信で絶対に守らなければならない法律が「特定電子メール法」です。
特定電子メール法とは
迷惑メールを規制するための法律で、広告・宣伝目的のメールを送る際のルールを定めています。違反すると最大3,000万円の罰金が科される可能性があります。
守るべき4つのルール
1. オプトイン(事前同意)の取得
- メール送信前に受信者の同意を得る
- 同意した記録を保存する
- 口頭での同意も有効だが、記録を残すこと
2. オプトアウト(配信停止)の手段を提供
- 各メールに配信停止用のリンクまたは連絡先を記載
- 配信停止の申請があったら速やかに対応
- 配信停止後も送り続けるのは違法
3. 送信者情報の明記
- 会社名(個人の場合は氏名)
- 住所
- 問い合わせ先(メールアドレスまたは電話番号)
4. 件名に広告・宣伝である旨を明記(任意だが推奨)
- 件名に「【広告】」「PR」などを入れる(義務ではないが推奨)
フッターの記載例
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【配信元】
株式会社○○○○
〒123-4567 東京都○○区○○1-2-3
お問い合わせ:info@example.com
【配信停止はこちら】
https://example.com/unsubscribe
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多くのメール配信ツールでは、これらの要件を満たす機能が標準搭載されていますので、ツールを活用することで法令遵守が容易になります。
メルマガ配信におすすめのツール
メルマガ配信を成功させるには、適切なツール選びが重要です。ここでは、おすすめのメール配信ツールを紹介します。
【総合力No.1】MyASP(マイスピー)
最もおすすめ
MyASP(マイスピー)は、メルマガ配信からステップメール、決済連携まで一元管理できる国内トップクラスのツールです。
特徴:
- メルマガ・ステップメール無制限
- クリック分岐・シナリオ分岐機能
- LP(ランディングページ)作成機能
- 決済システム連携
- 会員サイト構築機能
- HTMLメールエディター
- 詳細な効果測定
料金:月額3,300円〜
おすすめポイント:本格的なメールマーケティングを行いたい方に最適。特にオンライン講座やコンサルティングを販売する方に人気です。
その他のおすすめツール
- 直感的な操作性で初心者におすすめ
- 料金:月額4,000円〜
- 業界最安クラスの料金設定
- 料金:月額1,867円〜
- 無料プランあり(月3,500通まで)
- 料金:無料〜、有料プランは月額1,800円〜
- 配信数無制限で使い放題
- 料金:月額4,980円
- セキュリティ重視の企業向け
- 料金:月額2,200円〜
詳しい比較は、メール配信ツール比較記事をご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q1. メルマガの配信頻度はどれくらいがいいですか?
A. 目安は週1回〜月2回程度です。頻度が高すぎると配信停止されやすく、低すぎると忘れられてしまいます。ただし、業種や目的によって最適な頻度は異なるため、A/Bテストで検証することをおすすめします。
Q2. HTMLメールとテキストメール、どちらがいいですか?
A. HTMLメールがおすすめです。開封率の測定が可能で、デザイン性も高いため効果が出やすくなります。ただし、HTMLに対応していない環境もあるため、「マルチパート配信」(HTML・テキスト両方を送る)機能があるツールが理想的です。
Q3. メルマガ配信にお金はかかりますか?
A. 無料で使えるメール配信ツールもありますが、機能や配信数に制限があります。本格的に運用するなら、月額2,000円〜5,000円程度の有料ツールがおすすめです。MyASPなら月額3,300円から高機能を利用できます。
Q4. 開封率を上げるコツは?
A. 以下のポイントを押さえましょう:
- 件名に具体的な数字や緊急性を入れる
- 読者にとってのメリットを明示する
- 配信タイミングを最適化する(曜日・時間帯)
- 差出人名を個人名にする
- A/Bテストで最適な件名を見つける
Q5. 名刺で得たメールアドレスにメルマガを送ってもいいですか?
A. 名刺交換しただけでは勝手に送ることはできません。特定電子メール法により、事前に同意を得る必要があります。名刺交換後に「メルマガを送ってもよいか」確認のメールを送り、同意を得てから配信しましょう。
まとめ:正しい手順で効果的なメルマガ配信を始めよう
メルマガ配信のやり方を5つのステップで解説してきました。
【メルマガ配信5つのステップ】
- 目的を明確にする:売上向上、リピート促進など
- 配信ツールを選ぶ:BCCではなく配信システムを使う
- 配信リストを準備する:オプトインを必ず取得
- コンテンツを作成する:件名と本文を工夫する
- 配信・効果測定を行う:PDCAサイクルで改善
重要ポイント
- BCCは使わない:情報漏洩リスクとスパム判定のリスクが高い
- 特定電子メール法を守る:オプトイン取得と配信停止リンクの設置は必須
- 効果測定は必須:開封率・クリック率などを定期的にチェック
- 適切なツールを選ぶ:無料ツールから始めてもOK、本格運用なら有料ツールを
メルマガ配信を本格的に始めるなら、MyASP(マイスピー)が最もおすすめです。メルマガ・ステップメール・LP作成・決済連携など、メールマーケティングに必要な機能がすべて揃っており、月額3,300円から利用できます。
まずは小さく始めて、効果を見ながら改善していきましょう。メルマガは正しい方法で継続すれば、必ず成果につながります。
各種メール配信ツールの詳しい比較は、メール配信ツール比較記事もぜひご覧ください。
あなたのメルマガ配信が成功することを願っています!

