【2026年最新】メルマガ配信サーバーの選び方|レンタルサーバーと専用システムを徹底比較

ステップメール・メルマガ配信 実践ノウハウ

メルマガ配信を始めたいけれど、「レンタルサーバーでメール送信できるの?」「専用のメール配信システムが必要?」と迷っていませんか?実は、メルマガ配信には大きく2つの選択肢があり、それぞれメリット・デメリットがあります。この記事では、配信規模や目的に応じた最適なサーバー選びを徹底解説します。

目次


メルマガ配信の2つの方法

メルマガを配信する方法は、大きく分けて以下の2つがあります。

1. レンタルサーバーのメール機能を利用

Webサイトを公開しているレンタルサーバーのメール送信機能を使って、メルマガを配信する方法です。既にレンタルサーバーを契約していれば、追加費用なしで始められます。

2. 専用メール配信システムを利用

メルマガ配信に特化したクラウドサービスやASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)を利用する方法です。高機能で大量配信に対応しています。

💡 どちらを選ぶべき?
結論から言うと、配信規模によって選択が変わります。小規模(〜500通)ならレンタルサーバー、中規模以上(500通〜)なら専用システムがおすすめです。

レンタルサーバーでのメルマガ配信

まず、レンタルサーバーのメール機能を使ったメルマガ配信について詳しく見ていきましょう。

メリット

1. 追加コストがかからない

既にWebサイト用にレンタルサーバーを契約していれば、メルマガ配信のための追加費用は基本的に不要です。サーバー代だけで完結します。

2. 独自ドメインでメール送信できる

自社のドメイン(例:info@yourcompany.com)からメールを送信できるため、ブランドイメージを保てます。無料メール配信サービスだと、送信元が共有ドメインになる場合があります。

3. システム連携が容易

WordPressなどのCMSと同じサーバー内で運用できるため、会員登録時の自動メール送信などのシステム連携が比較的簡単です。


デメリット

1. 配信数に厳しい制限がある

これが最大のデメリットです。レンタルサーバーはメール送信数に上限を設けており、大量配信には向きません。

2. 配信速度が遅い

時間あたりの送信制限があるため、数千通のメールを送るのに数時間かかることもあります。タイムリーな情報配信には不向きです。

3. 到達率が低い可能性

専用システムと比べて、メールが迷惑メールフォルダに振り分けられるリスクが高くなります。IPアドレスの評判管理(レピュテーション)が十分でないためです。

4. 効果測定機能がない

開封率、クリック率、配信エラーの詳細などを確認する分析機能が標準では備わっていません

⚠️ 注意
制限を超えて大量メールを送信すると、アカウント停止サーバーからの強制退会になるリスクがあります。必ず規約を確認しましょう。

主要レンタルサーバーの配信数制限

人気のレンタルサーバーにおけるメール送信制限を比較しました。

サーバー名1時間あたりの制限1日あたりの制限備考
エックスサーバー1,500通15,000通比較的緩い制限
mixhost制限あり制限あり大量送信は事前相談推奨
ロリポップ!制限あり制限ありプランにより異なる
さくらインターネット200〜1,000通3,000〜10,000通プランにより異なる
ConoHa WING制限あり制限あり詳細は非公開

※制限は変更される場合があるため、契約前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。

✅ レンタルサーバーが向いている人
  • 配信数が500通以下の小規模メルマガ
  • コストを最小限に抑えたい
  • 既にレンタルサーバーを契約している
  • 効果測定よりもシンプルさを重視

専用メール配信システムとは

専用メール配信システムは、メルマガ配信に特化したクラウドサービスです。SendGrid、ブラストメール、配配メールなどが代表的です。

メリット

1. 大量・高速配信が可能

専用システムは1時間に数万〜数百万通の配信が可能です。数千人規模の読者リストでも、数分で配信完了します。

2. 高い到達率

専用のIPアドレスとドメイン認証(SPF、DKIM、DMARC)により、迷惑メール判定されにくい仕組みが整っています。

3. 充実した効果測定機能

以下のような詳細なデータを取得できます:

  • ✅ 開封率(どれだけの人がメールを開いたか)
  • ✅ クリック率(リンクのクリック数)
  • ✅ 配信エラー(無効なメールアドレス)
  • ✅ 配信停止率
  • ✅ デバイス別・時間帯別の分析

4. HTMLメールエディタ

プログラミング知識がなくても、ドラッグ&ドロップで美しいHTMLメールを作成できます。

5. セグメント配信・ステップメール

読者を属性別に分類して配信したり、自動的に複数のメールを順次送信するマーケティングオートメーションが可能です。


デメリット

1. コストがかかる

月額料金が発生します。配信数やリスト数に応じて2,000円〜数万円が相場です。

2. 学習コストがある

機能が豊富な分、使いこなすまでに時間がかかります。特に高機能なシステムは操作が複雑です。

3. 独自ドメイン設定が必要

高い到達率を実現するには、DNSレコードの設定など多少の技術的知識が求められます。

✅ 専用システムが向いている人
  • 配信数が500通以上
  • 開封率やクリック率を分析したい
  • HTMLメールでデザイン性の高い配信をしたい
  • セグメント配信やステップメールを活用したい
  • ビジネス用途で確実に届けたい

レンタルサーバー vs 専用システム比較表

2つの配信方法を表で比較しました。

項目レンタルサーバー専用メール配信システム
初期費用◎ 無料(既存契約の場合)△ 必要な場合あり
月額料金◎ サーバー代のみ△ 2,000円〜数万円
配信数制限△ 厳しい(数百〜数千通)◎ 緩い(数万〜無制限)
配信速度△ 遅い◎ 高速
到達率△ 普通〜やや低い◎ 高い
効果測定× ほぼなし◎ 詳細な分析可能
HTMLメール作成△ 手動で作成◎ エディタ付き
セグメント配信× 不可◎ 可能
ステップメール× 不可◎ 可能
技術的難易度◎ 簡単△ やや難しい
おすすめ配信規模〜500通500通〜

配信規模別の選び方

配信規模と目的に応じた最適な選択肢をご紹介します。

配信数100通以下:レンタルサーバーで十分

小規模な顧客リストや社内向けメールなら、レンタルサーバーのメール機能で問題ありません。追加費用もかからず、シンプルに運用できます。

配信数100〜500通:レンタルサーバーで可能(制限に注意)

この規模なら、エックスサーバーなど制限が緩めのレンタルサーバーで対応できます。ただし、配信時間帯の分散や、到達率の低さは覚悟が必要です。

配信数500〜5,000通:専用システムへの移行を検討

この規模になると、専用メール配信システムの導入を強く推奨します。到達率の向上と効果測定により、メルマガの成果が劇的に変わります。

配信数5,000通以上:専用システム必須

大規模配信では、レンタルサーバーは選択肢に入りません。高速配信と高い到達率を実現できる専用システム一択です。

🎯 段階的な移行がおすすめ
最初はレンタルサーバーでスタートし、読者が増えてきたら専用システムに移行するのが賢い選択です。無料トライアルで試してから本格導入しましょう。

メルマガ配信におすすめのレンタルサーバー

小規模メルマガ配信に適したレンタルサーバーをご紹介します。

1. エックスサーバー

  • 送信制限:1,500通/時間、15,000通/日
  • おすすめポイント:主要サーバーの中で最も制限が緩い
  • 月額料金:990円〜
  • 向いている人:定期的に数百〜千通規模のメルマガを配信したい

2. mixhost

  • 送信制限:制限あり(要問い合わせ)
  • おすすめポイント:高速LiteSpeedサーバー、WordPressとの相性抜群
  • 月額料金:858円〜
  • 向いている人:WordPressと連携したメール配信をしたい

3. ロリポップ!

  • 送信制限:プランによる
  • おすすめポイント:低価格で初心者に優しい
  • 月額料金:220円〜
  • 向いている人:小規模メルマガをコストを抑えて始めたい
⚠️ 重要
メルマガ配信前に、必ず各サーバーの利用規約とメール送信制限を確認してください。違反するとアカウント停止のリスクがあります。

よくある質問

Q1: レンタルサーバーで1万通のメルマガを配信できますか?

A: 技術的には可能ですが、推奨しません。時間制限により配信に数時間〜半日かかり、到達率も低下します。専用システムの利用をおすすめします。

Q2: 無料のメール配信システムはありますか?

A: あります。SendGrid(月100通まで無料)、MailChimp(月500通まで無料)などがあります。ただし、機能制限やサポート制限があります。

Q3: メルマガが迷惑メールに入る原因は?

A: 主な原因は以下の通りです:

  • SPF、DKIM、DMARC設定がされていない
  • 過去に同じIPアドレスからスパムメールが送信された
  • メール内容にスパムキーワードが含まれている
  • 配信頻度が高すぎる

Q4: HTMLメールとテキストメール、どちらが良い?

A: 目的によります。HTMLメールはデザイン性が高く開封率も測定できますが、一部のメーラーで表示崩れする可能性があります。重要な情報はテキストメールがおすすめです。

Q5: 開封率の平均はどれくらいですか?

A: 業種により異なりますが、一般的に15〜25%が平均です。30%を超えると優秀と言えます。


まとめ

メルマガ配信には、レンタルサーバーと専用配信システムという2つの選択肢があります。

選択の基準(おさらい)

配信規模おすすめ理由
〜500通レンタルサーバーコストゼロで始められる
500〜5,000通専用システム検討到達率と効果測定が重要に
5,000通〜専用システム必須高速・大量配信が不可欠

レンタルサーバーを選ぶべき人

  • ✅ 配信数が少ない(500通以下)
  • ✅ 追加コストをかけたくない
  • ✅ シンプルな配信で十分
  • ✅ 既にレンタルサーバーを契約している

おすすめサーバー:エックスサーバー(送信制限が比較的緩い)

専用システムを選ぶべき人

  • ✅ 配信数が多い(500通以上)
  • ✅ 高い到達率を確保したい
  • ✅ 開封率・クリック率を分析したい
  • ✅ HTMLメールやセグメント配信を活用したい
  • ✅ ビジネスで本格的にメールマーケティングをしたい
💡 最後のアドバイス
まずは小さく始めて、読者が増えたら専用システムに移行するのが賢い戦略です。無料トライアルを活用して、自分に合ったツールを見つけましょう。

メルマガ配信は、継続が成功の鍵です。自分の規模と予算に合った方法を選び、読者との良好な関係を築いていきましょう。

タイトルとURLをコピーしました