メルマガを配信しているものの、「本当に効果が出ているのか分からない」「どの数値を見ればいいか分からない」とお悩みではありませんか?
せっかく時間をかけて作成したメルマガも、効果測定をしなければ「送りっぱなし」になってしまい、改善のチャンスを逃してしまいます。メルマガマーケティングで成果を出し続けるためには、定期的な効果測定とPDCAサイクルが欠かせません。
この記事では、メルマガ効果測定で押さえるべき重要指標(KPI)と具体的な改善方法、おすすめのツールまで、初心者でも今日から実践できる内容を徹底解説します。
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目次
- なぜメルマガに効果測定が必要なのか?
- メルマガ効果測定で押さえるべき4つの重要KPI
- あわせてチェックすべき3つの補助指標
- 指標別!効果を改善する具体的な方法
- メルマガ効果測定のPDCAサイクル
- 効果測定におすすめのメール配信ツール
- 効果測定レポートの作り方
- よくある質問(FAQ)
- まとめ
なぜメルマガに効果測定が必要なのか?
メルマガ効果測定が必要な理由は、配信内容を継続的にブラッシュアップし、設定した目標を達成するためです。
メルマガの主な目的には、以下のようなものがあります:
- 自社や商品・サービスの認知拡大
- 見込み顧客との信頼関係の構築
- 購買意欲の促進
- リピート購入の促進
- 顧客ロイヤルティの向上
これらの目標を達成するには、「配信して終わり」ではなく、データに基づいて改善を繰り返すことが不可欠です。
実際、多くの企業が「メルマガの効果が見えない」と感じて配信を中止してしまいますが、その原因の多くは効果測定が正しくできていないことにあります。適切な効果測定を行えば、以下のようなメリットがあります:
- ✅ どのメルマガが反応が良かったか明確になる
- ✅ 改善すべきポイントが数値で分かる
- ✅ 投資対効果(ROI)が可視化できる
- ✅ 上司や社内への報告資料が作りやすい
- ✅ 次回配信の戦略が立てやすくなる
メルマガ効果測定で押さえるべき4つの重要KPI
メルマガの効果測定では、以下の4つの重要指標(KPI)を必ずチェックしましょう。これらはメルマガマーケティングの成果を測る基本中の基本です。

①到達率(配信成功率)
到達率とは、配信したメルマガが実際に読者の受信箱に届いた割合です。
到達率の計算式
到達率(%) = 配信成功数 ÷ 配信数 × 100
到達率の平均値と目標
- 平均値: 98%〜99%
- 目標値: 限りなく100%に近づける
到達率が低い原因と対策
メールが届かない(エラーになる)主な原因は2つあります:
| エラーの種類 | 原因 | 対策 |
|---|---|---|
| 継続的なエラー | ・メールアドレスが間違っている ・アドレスが削除されている ・ドメインが存在しない | リストから即座に削除する |
| 一時的なエラー | ・受信サーバーの一時的なダウン ・受信ボックスが満杯 ・メール容量が大きすぎる | 時間を置いて再送信を検討 |
⚠️ 重要: 無効なメールアドレスへの配信を続けると、スパム業者と認定されるリスクがあります。エラーアドレスは定期的に整理しましょう。
②開封率
開封率とは、配信先でメルマガが実際に開封された割合です。メルマガの第一関門であり、最も重要な指標の1つです。
開封率の計算式
開封率(%) = 開封数 ÷ 配信成功数 × 100
開封率の平均値と目標
- 平均値: 15%〜25%(業界によって異なる)
- BtoB: 15%〜20%程度
- BtoC: 20%〜25%程度
開封率を改善する3つのポイント
- 件名(タイトル)の最適化
- 冒頭10〜20文字で内容とメリットを伝える
- 具体的な数字や期限を入れる(例:「【3日間限定】」)
- 読者の課題や興味を刺激する
- 差出人名の工夫
- 企業名だけでなく担当者名も表示する
- 親近感を持たせる工夫をする
- 配信時間の最適化
- ターゲットの生活リズムに合わせる
- BtoB:通勤時間・昼休み・夕方(17〜19時)
- BtoC:帰宅後のリラックスタイム(20〜22時)
※開封率はHTMLメール内の透明な画像が読み込まれることで測定されるため、HTMLメールでの配信が必須です。
③クリック率(CTR)
クリック率とは、メルマガ内のリンク(URL)がクリックされた割合です。読者が実際に行動を起こしたかを測る重要な指標です。
クリック率の計算式
クリック率(%) = クリック数 ÷ 配信成功数 × 100
クリック率の平均値と目標
- 平均値: 1%〜3%
- 目標値: 開封率の10分の1程度を目安に
クリック率を改善する4つのポイント
- CTAボタンの最適化
- ファーストビュー(スクロールせずに見える範囲)に配置
- 視認性の高いボタンデザインを使用
- 「詳細はこちら」ではなく「〇〇の事例を見る」など具体的な表現
- 本文の構成を見直す
- 1通に情報を詰め込みすぎない
- 25文字前後で適度に改行する
- 画像を効果的に使用する
- リンクの配置を工夫する
- 複数箇所に設置(ヘッダー・本文中・フッター)
- テキストリンクとボタンを併用
- モバイル対応を徹底する
- スマホでもタップしやすいボタンサイズ
- レスポンシブデザインの採用
効果的なメール配信ツールを選ぶことで、これらの指標を簡単に測定・改善できます。メルマガ配信ツール徹底比較で、あなたに最適なツールを見つけましょう。
④コンバージョン率(CVR)
コンバージョン率とは、メルマガ経由で設定した目標(購入・申込・資料請求など)が達成された割合です。最終的なビジネス成果を測る最重要指標です。
コンバージョン率の計算式
コンバージョン率(%) = 目標達成数 ÷ 配信成功数 × 100
または
コンバージョン率(%) = 目標達成数 ÷ クリック数 × 100
コンバージョン率の平均値と目標
- 平均値: 0.1%〜0.3%
- 目標値: クリック率の10分の1程度を目安に
コンバージョン率を改善する方法
- メルマガの訴求内容とランディングページの整合性を高める
- 申込フォームを簡潔にする(入力項目を減らす)
- 信頼性を高める要素を追加(お客様の声・導入実績など)
- 期間限定オファーなどで緊急性を演出する
あわせてチェックすべき3つの補助指標
4つの基本KPIに加えて、メルマガの健全性を保つために以下の「負の指標」も定期的にチェックしましょう。
①配信解除率(オプトアウト率)
メルマガの購読を解除した読者の割合です。
計算式: 配信解除数 ÷ 配信成功数 × 100
平均値: 0.5%〜1%程度
解除率が高い場合の原因:
- 配信頻度が多すぎる
- コンテンツが読者の期待と異なる
- 過度なセールス色が強い
②直帰率
メルマガのリンクをクリックした後、ランディングページで何もアクションを起こさずに離脱した読者の割合です。
計算式: 直帰数 ÷ クリック数 × 100
直帰率が高い場合の原因:
- リンク先ページとメルマガの内容が不一致
- ページの読み込みが遅い
- 申込フォームが分かりにくい
③反応率
開封した読者のうち、リンクをクリックした割合です。メール本文のクリエイティブ(デザイン・文章)の質を測る指標です。
計算式: クリック数 ÷ 開封数 × 100
指標別!効果を改善する具体的な方法
各指標が低い場合の具体的な改善アクションをまとめました。すぐに実践できる内容ばかりなので、ぜひ試してみてください。
開封率が低い時の改善チェックリスト
- ☐ 件名に具体的な数字や期限を入れる(例:「【残り3日】」)
- ☐ 件名を15文字以内に収める(スマホ対応)
- ☐ 差出人名に個人名を追加する
- ☐ 配信時間を変えてABテストを実施する
- ☐ プレヘッダー(件名の下に表示される文章)を最適化する
- ☐ 迷惑メールフォルダに入っていないか確認する
クリック率が低い時の改善チェックリスト
- ☐ CTAボタンをファーストビューに配置する
- ☐ ボタンの色を目立つものに変更する
- ☐ リンクテキストを具体的な行動を促す表現にする
- ☐ 本文を短く簡潔にする(1スクロール以内が理想)
- ☐ 画像を追加して視覚的な訴求を強化する
- ☐ リンクを複数箇所に設置する
コンバージョン率が低い時の改善チェックリスト
- ☐ メルマガとランディングページのメッセージを統一する
- ☐ 申込フォームの入力項目を減らす(最低限に絞る)
- ☐ お客様の声や導入事例を追加する
- ☐ 期間限定オファーで緊急性を高める
- ☐ ページの読み込み速度を改善する
- ☐ スマホでの表示を最適化する
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メルマガ効果測定のPDCAサイクル
効果測定は一度だけでなく、継続的にPDCAサイクルを回すことが重要です。以下の4ステップを繰り返すことで、メルマガの効果を最大化できます。
| ステップ | 内容 | 具体的な施策 |
|---|---|---|
| Plan(計画) | KPIを設定し配信計画を立てる | ・目標設定(開封率25%、クリック率3%など) ・ターゲット選定 ・コンテンツ企画 |
| Do(実行) | メルマガを作成・配信する | ・コンテンツ作成 ・配信スケジュール設定 ・配信実施 |
| Check(測定) | 配信後の結果を分析する | ・各KPIの測定 ・前回配信との比較 ・レポート作成 |
| Action(改善) | 分析結果を次回配信に反映する | ・件名の見直し ・本文の改善 ・配信時間の調整 |
ABテストで効果を最大化する
PDCAサイクルを効果的に回すためには、ABテストが非常に有効です。ABテストとは、2パターンのメールを用意して、どちらの反応が良いかを比較検証する手法です。
⚠️ ABテストの鉄則: 比較する要素は一度に1つだけに絞りましょう。複数の要素を同時に変えると、何が効果に影響したか分からなくなります。
ABテストで検証すべき要素の例:
| テスト対象 | パターンA | パターンB |
|---|---|---|
| 件名 | メルマガ効果測定について | 【3分で読める】メルマガ効果測定の始め方 |
| 差出人名 | ○○株式会社 | ○○株式会社 山田太郎 |
| 配信時間 | 午前10時 | 午後7時 |
| CTAボタン | 「詳細はこちら」 | 「無料で資料をダウンロード」 |
効果測定におすすめのメール配信ツール
メルマガの効果測定を正確に行うには、専用のメール配信システムの導入が不可欠です。OutlookやGmailといった通常のメールソフトでは、開封率やクリック率を測定する機能がありません。
メール配信システムを使うメリット
- ✅ 開封率・クリック率が自動で集計され、グラフ化される
- ✅ 誰がいつどのリンクをクリックしたか個人単位で追跡可能
- ✅ エラーメールの原因が詳細に分類される
- ✅ セキュリティが担保された環境で大量配信できる
- ✅ HTMLメールが簡単に作成できる
- ✅ ABテスト機能が標準装備されている
おすすめのメール配信ツール
ここでは、効果測定機能が充実しているおすすめのメール配信ツールを紹介します。
ブラストメール
- 特徴: 15年連続顧客導入シェアNo.1、初心者でも使いやすい
- 料金: 月額4,000円〜
- 強み: 直感的な操作画面、充実した効果測定機能、コスパ最強
- 向いている企業: メルマガ初心者、コストを抑えたい企業
MyASP(マイスピー)
- 特徴: ステップメール特化、高いカスタマイズ性
- 料金: 月額11,000円〜
- 強み: 詳細なシナリオ設定、個人事業主に人気
- 向いている企業: ステップメール重視、教育ビジネス
WiLL Mail(ウィルメール)
- 特徴: シンプルで使いやすい、初心者向け
- 料金: 月額4,000円〜
- 強み: サポートが充実、直感的な操作性
- 向いている企業: メルマガ配信を初めて行う企業
オレンジメール
- 特徴: 低価格、小規模事業者向け
- 料金: 月額2,480円〜
- 強み: 圧倒的な低価格、基本機能は充実
- 向いている企業: 個人事業主、スタートアップ
各ツールの詳細な比較は、メルマガ配信ツール徹底比較でご確認いただけます。
効果測定レポートの作り方
効果測定の結果は、レポートにまとめて定期的に共有することが重要です。レポート化することで、長期的な傾向が把握でき、上司や関係部署への報告もスムーズになります。
効果測定レポートに含めるべき項目
- ✅ 配信日時
- ✅ 件名
- ✅ 配信数・配信成功数
- ✅ 到達率
- ✅ 開封率(前回比・平均値との比較)
- ✅ クリック率(前回比・平均値との比較)
- ✅ コンバージョン数・コンバージョン率
- ✅ 配信解除数
- ✅ 考察と改善案
ExcelやGoogleスプレッドシートでテンプレート化する
毎回同じフォーマットでレポートを作成することで、推移が可視化され、傾向が掴みやすくなります。以下のような形でまとめるのがおすすめです:
| 配信日 | 件名 | 配信数 | 開封率 | クリック率 | CV数 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026/01/05 | 【新春キャンペーン】 | 10,000 | 22.5% | 3.2% | 15 | 前回より開封率UP |
| 2025/12/20 | 年末セール開始 | 10,000 | 18.3% | 2.1% | 8 | – |
GA4(Googleアナリティクス)との連携も検討する
メール配信システムだけでは「クリックまで」しか分かりませんが、GA4と連携すれば、その後のWebサイト上での行動も追跡できます。
- メルマガ経由の訪問者がどのページを閲覧したか
- 最終的にコンバージョンに至ったか
- 直帰率や滞在時間はどうか
これらを把握することで、メール本文とランディングページの整合性を検証し、より効果的な改善ができます。
よくある質問(FAQ)
Q1. メルマガの効果測定はいつから始めるべきですか?
A. 配信を始めた初回から効果測定を行いましょう。初期データがあることで、後の改善効果を正確に評価できます。最初は完璧でなくても大丈夫です。
Q2. 開封率の平均値は業界によって違いますか?
A. はい、業界によって大きく異なります。一般的にBtoB(15〜20%)よりもBtoC(20〜25%)の方が高い傾向にあります。また、教育・非営利団体などは比較的高い開封率になります。
Q3. テキストメールでも効果測定できますか?
A. テキストメールでは開封率の測定ができません。開封率はHTMLメール内の透明な画像が読み込まれることで測定されるため、HTMLメールでの配信が必須です。ただし、クリック率やコンバージョン率は測定可能です。
Q4. 効果測定の頻度はどれくらいが適切ですか?
A. 配信後24〜48時間以内に初回の測定を行い、その後1週間程度は経過観察するのが一般的です。開封やクリックは配信直後が最も多く、その後徐々に減少します。
Q5. 無料のメール配信ツールでも効果測定できますか?
A. 無料プランでは効果測定機能が制限されている場合が多いです。本格的にメルマガマーケティングを行うなら、有料プランの導入をおすすめします。
Q6. ABテストは毎回やるべきですか?
A. 毎回でなくても構いませんが、月に1〜2回は実施することをおすすめします。特に重要な配信(キャンペーン告知など)の前にはテストを行いましょう。
まとめ
メルマガ効果測定は、配信の成果を最大化するために欠かせないプロセスです。この記事の要点をまとめます:
押さえるべき4つの重要KPI
- 到達率: メールが届いたか(目標:98%以上)
- 開封率: メールが開かれたか(平均:15〜25%)
- クリック率: リンクがクリックされたか(平均:1〜3%)
- コンバージョン率: 目標が達成されたか(平均:0.1〜0.3%)
効果を改善する3つのステップ
- メール配信システムを導入する – 正確な測定のために必須
- PDCAサイクルを回す – 計画→実行→測定→改善を繰り返す
- ABテストで検証する – 一度に1つの要素だけ変更して比較
💡 次のアクション:
1. まずは【20秒で完了】あなたに最適なメール配信ツール診断で自社に合うツールを見つける
2. メルマガ配信ツール徹底比較で詳細を確認
3. 無料トライアルで実際に効果測定機能を試してみる
メルマガの効果測定は、最初は複雑に感じるかもしれませんが、適切なツールを使えば驚くほど簡単です。今日から効果測定を始めて、データに基づいたメールマーケティングで成果を最大化しましょう!
※ この記事の情報は2026年1月時点のものです。最新の情報は各ツールの公式サイトでご確認ください。

