レンタルサーバーは、Webサイトやブログを運営する上で必要不可欠なインフラです。しかし、数多くのサービスがあり「どれを選べばいいかわからない」と悩んでいませんか?この記事では、初心者でも失敗しないレンタルサーバーの選び方を、7つの重要なポイントに分けて徹底解説します。
目次
レンタルサーバーとは?基礎知識
レンタルサーバーとは、Webサイトやブログのデータを保管し、インターネット上に公開するためのサーバーを借りるサービスです。
自分でサーバーを購入・管理する必要がなく、月額数百円から利用できるため、個人から企業まで幅広く利用されています。
レンタルサーバーの種類
| 種類 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|
| 共用サーバー | 複数ユーザーで1台のサーバーを共有 | 個人ブログ、小規模サイト |
| VPS | 仮想的に専用環境を提供 | 中規模サイト、カスタマイズ重視 |
| 専用サーバー | 1台のサーバーを独占利用 | 大規模サイト、企業サイト |
| クラウド | 柔軟にリソース変更可能 | アクセス変動の大きいサイト |

失敗しない選び方7つのポイント
レンタルサーバーを選ぶ際に、必ずチェックすべき7つの重要なポイントを解説します。

ポイント1:表示速度・処理速度
サイトの表示速度は、SEO評価とユーザー体験に直結する最重要項目です。
Googleの調査によると、ページの読み込み時間が1秒から3秒に増えると、直帰率が32%増加するというデータがあります。
チェックポイント
- ✅ Webサーバーソフトウェア:LiteSpeed、NGINX、Apache(LiteSpeedが最速)
- ✅ ストレージ:SSD(推奨)、HDD(旧世代)
- ✅ HTTP/2、HTTP/3対応:最新プロトコルで高速化
- ✅ CDN(コンテンツ配信ネットワーク):画像などを高速配信
ポイント2:安定性・稼働率
サーバーがダウンすると、サイトが表示されなくなり、機会損失やSEO評価の低下につながります。
確認すべき指標
- 稼働率(アップタイム):99.9%以上が理想(年間ダウンタイム約8.7時間)
- サーバー監視体制:24時間365日の監視体制があるか
- 利用実績:運用期間が長く、導入実績が豊富
- 障害発生時の対応:復旧速度と情報開示の透明性
ポイント3:料金とコストパフォーマンス
料金は重要ですが、安ければ良いというわけではありません。性能と価格のバランスを見極めましょう。
料金体系の確認ポイント
- 初期費用:最近は無料が主流(一部有料あり)
- 月額料金:500円〜2,000円が一般的(個人・小規模企業向け)
- 契約期間による割引:長期契約で割引率アップ
- ドメイン費用:永久無料特典があるサービスも
- 自動更新の有無:更新忘れ防止
料金相場(月額・12ヶ月契約時)
- 格安サーバー:200円〜500円(機能制限あり)
- スタンダード:800円〜1,500円(最もコスパが高い)
- ハイスペック:2,000円〜5,000円(大規模サイト向け)
ポイント4:サポート体制
特に初心者の場合、充実したサポート体制は必須です。トラブル発生時の対応速度が、サイト運営の明暗を分けます。
サポートの種類と特徴
| サポート形式 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 電話サポート | 即座に相談可能、複雑な問題に対応 | 営業時間内のみ(多くは平日10-18時) |
| メールサポート | 24時間受付、履歴が残る | 返信まで時間がかかる(数時間〜1日) |
| チャットサポート | リアルタイムで手軽 | 対応時間が限定されている場合あり |
| FAQ・マニュアル | いつでも確認可能 | 解決できない場合がある |
チェックポイント
- ✅ 電話サポートの有無:初心者は特に重要
- ✅ 対応時間:24時間365日が理想
- ✅ 平均返信時間:メールサポートの返信速度
- ✅ サポートの評判:口コミやレビューを確認

ポイント5:容量・転送量
サイトの規模や将来的な成長を見据えて、適切な容量を選びましょう。
ディスク容量の目安
- 個人ブログ:50GB〜100GB
- 企業サイト・アフィリエイトサイト:100GB〜300GB
- 大規模サイト・複数サイト運営:300GB以上
転送量とは?
転送量とは、サイト訪問者がページを閲覧する際に送受信されるデータ量のこと。アクセスが増えると転送量も増加します。
最近は「無制限」を謳うサービスが増えていますが、過度な負荷をかけると制限される場合もあるので注意が必要です。
ポイント6:バックアップ機能
バックアップは「保険」です。万が一のトラブルに備えて必須の機能です。
確認すべきポイント
- 自動バックアップの有無:手動は忘れがち、自動が安心
- バックアップ頻度:毎日が理想
- 保存期間:7日〜30日分が一般的
- 復元の容易さ:ワンクリックで復元できるか
- 費用:無料か有料か(有料の場合は月額500円〜1,000円程度)
ポイント7:WordPress簡単インストール
現在、世界のWebサイトの43%以上がWordPressで作られています。WordPress対応は必須条件と言えるでしょう。
チェックポイント
- ✅ 簡単インストール機能:ワンクリックでインストール可能
- ✅ WordPress高速化機能:専用のキャッシュ機能など
- ✅ 自動アップデート:セキュリティアップデートの自動適用
- ✅ 複数サイト運営:1つの契約で複数のWordPressサイトを運営可能
- ✅ MySQL(データベース)数:無制限が理想
用途別おすすめレンタルサーバー
目的や用途に応じた、おすすめのレンタルサーバーをご紹介します。
個人ブログ・初心者向け
おすすめ:ロリポップ!
- ✅ 月額220円〜の低価格
- ✅ 管理画面が使いやすい
- ✅ 老舗の安心感(20年以上の運営実績)
- ✅ 電話・メール・チャットサポート完備
アフィリエイト・本格ブログ
おすすめ:エックスサーバー
- ✅ 国内シェアNo.1の安心感
- ✅ 超高速KUSANAGI技術採用
- ✅ 稼働率99.99%以上の安定性
- ✅ 無料独自SSL・自動バックアップ完備
高速・高性能重視
おすすめ:mixhost
- ✅ LiteSpeed Webサーバー採用で最速クラス
- ✅ WordPressクイックスタート対応
- ✅ アダルトジャンル可(数少ない対応サービス)
- ✅ 30日間返金保証
よくある失敗例と対策
失敗例1:安さだけで選んで表示速度が遅い
対策:月額200円以下の格安サーバーは、共有ユーザーが多く速度が遅い傾向があります。最低でも月額500円以上のプランを選びましょう。
失敗例2:容量不足で追加費用が発生
対策:画像や動画を多用する予定なら、最初から容量が大きいプランを選択。プラン変更は可能ですが手間がかかります。
失敗例3:サポートが弱くトラブル時に困る
対策:初心者は特に、電話サポート対応のサーバーを選ぶと安心です。
失敗例4:バックアップがなくデータ消失
対策:自動バックアップが無料で標準装備されているサーバーを選びましょう。有料オプションだと忘れがちです。
主要レンタルサーバー比較表
人気の3大レンタルサーバーを比較しました。
| 項目 | エックスサーバー | mixhost | ロリポップ! |
|---|---|---|---|
| 月額料金 | 990円〜 | 858円〜 | 220円〜 |
| 初期費用 | 無料 | 無料 | 無料 |
| 容量 | 300GB〜 | 300GB〜 | 160GB〜 |
| 転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| 速度 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ |
| 安定性 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ |
| 電話サポート | ◯ | × | ◯ |
| 自動バックアップ | 無料 | 無料 | 月額330円 |
| WordPress簡単インストール | ◯ | ◯ | ◯ |
| 無料お試し期間 | 10日間 | 30日間返金保証 | 10日間 |
| おすすめ度 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐⭐ | ⭐⭐⭐⭐ |
まとめ
レンタルサーバー選びは、Webサイト運営の成否を左右する重要な決断です。
選び方7つのポイント(おさらい)
- 表示速度・処理速度:LiteSpeed、SSD、HTTP/2対応を確認
- 安定性・稼働率:99.9%以上の稼働率が理想
- 料金とコスパ:月額800円〜1,500円が目安
- サポート体制:初心者は電話サポート必須
- 容量・転送量:将来的な成長を見据えて選ぶ
- バックアップ機能:無料自動バックアップ必須
- WordPress対応:簡単インストール機能を確認
目的別おすすめサーバー
- 総合力No.1:エックスサーバー(国内シェアNo.1、安定性抜群)
- 高速・高性能:mixhost(LiteSpeed採用、WordPressに最適)
- コスパ重視:ロリポップ!(低価格で高機能、初心者におすすめ)
ほとんどのレンタルサーバーには無料お試し期間や返金保証があります。まずは実際に使ってみて、自分に合うサービスを見つけてください。

