ECサイト構築を検討するとき、「実際に導入した企業ではどんな成果が出ているのか」が気になる方は多いでしょう。ecbeing(イーシービーイング)は、国内ECサイト構築シェアNo.1を誇るパッケージで、1,600サイト以上の構築実績を持つ信頼の高いサービスです。本記事では、ecbeingの導入事例を業界別に徹底解説し、成功のポイントや「どんな企業に向いているか」まで詳しくお伝えします。
「自社の業界でも使えるのか」「本当に効果があるのか」と悩んでいる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
目次
- 1. ecbeing(イーシービーイング)とは?
- 2. ecbeingの主な特徴・強み5選
- 3. ecbeing導入事例【業界別まとめ】
- 4. ecbeing導入で得られる具体的な成果・効果
- 5. ecbeingが向いている企業・向いていない企業
- 6. ecbeingのデメリット・注意点
- 7. ecbeing以外のECサービスとの比較
- 8. まとめ
1. ecbeing(イーシービーイング)とは?
ecbeingは、株式会社ecbeingが提供する国内ECサイト構築シェアNo.1のパッケージソフトです。年商100億円規模のパソコンショップ「ソフトクリエイト」が実際のEC・オムニチャネル経験から生み出したサービスで、現場の知見が凝縮されています。
2026年時点で1,600サイト超の構築実績を誇り、開発体制600名以上・マーケティング200名超という国内最大規模の支援体制が特徴です。ECサイトの構築だけでなく、マーケティング支援・デザイン・インフラ・セキュリティまでをワンストップで提供できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | ecbeing(イーシービーイング) |
| 運営会社 | 株式会社ecbeing(ソフトクリエイトHDグループ) |
| 特徴 | 国内ECサイト構築シェアNo.1 / 構築実績1,600サイト超 |
| 対応規模 | 中堅〜大手企業向け(BtoC・BtoB両対応) |
| 料金目安(ミドルプラン) | 初期費用500万円〜 / 月額20万円〜 |
| SaaS版 | メルカート(低コストで始めたい場合) |
2. ecbeingの主な特徴・強み5選
① マーケティングに強いEC基盤
ecbeingは「作って終わり」ではなく、売上アップのためのマーケティング機能が豊富な点が大きな強みです。SEO対策・CRM連携・レコメンド・レビューツール(ReviCo)・メルマガ配信など、EC運営に必要な機能が標準またはオプションとして揃っています。
② 柔軟なカスタマイズ性
フルカスタマイズが可能なため、自社の業態・販売フロー・ブランドイメージに合わせたサイトを構築できます。基幹システム(ERP・WMS)との連携や独自決済システムの組み込みなど、大規模・複雑な要件にも対応できるのが特徴です。
③ オムニチャネル・OMO対応
実店舗とEC・アプリを統合した「オムニチャネル」構築を得意としています。在庫の一元管理、店舗受取、ポイント統合など、リアルとデジタルをシームレスにつなぐ仕組みを構築できます。
④ BtoC・BtoB両対応
一般消費者向けの「ecbeing(BtoC)」に加え、法人間取引に特化した「ecbeing BtoB」も提供。受発注業務の自動化・クローズドサイト・会員別価格設定など、BtoBならではの複雑な要件にも対応できます。
⑤ AI機能の強化(2025〜2026年)
近年は「ecbeing AI+」として、商品説明の自動生成・AIチャットボット(AIデジタルスタッフ)・パーソナライズレコメンドなどのAI機能を本格提供。EC運営の効率化と顧客体験の向上を同時に実現します。
3. ecbeing導入事例【業界別まとめ】
ecbeingは幅広い業界・業態での導入実績があります。以下に業界別の代表的な導入企業と活用ポイントをまとめました。
ファッション・アパレル業界
アパレル業界はecbeingが最も得意とする領域のひとつです。ブランドの世界観を崩さない高品位なサイトデザインと、複雑なSKU管理(カラー×サイズ掛け合わせ)・コーディネート提案機能・定期便などの販促機能が支持されています。
- 株式会社ビームス(BEAMS):複数ブランドを横断した統合ECサイトを構築。豊富なコンテンツとオムニチャネル機能を活用
- 株式会社シップス(SHIPS):コーポレート・マガジン・オンラインストアの3サイトを統合し、シームレスな顧客体験を実現
- 株式会社ワークマン:コロナ禍でもEC戦略で成功。機能性アパレルのオンライン販売を強化
- 株式会社エドウイン:ブランドの世界観を維持しながら、オムニチャネル機能も実装
- 株式会社チュチュアンナ:アパレルECに必要な豊富な機能を活用し、オンライン販売を拡大
【活用ポイント】商品ラインナップの掛け合わせ検索、コンテンツマーケティング(メディアコマース化)、店舗在庫とEC在庫の一元管理が評価されています。
食品・飲料業界
食品・飲料業界では、定期便・頒布会機能や、ギフト対応(のし・メッセージカード)など食品ECならではの機能が充実。鮮度管理・在庫連動なども対応可能です。
- ゴディバジャパン株式会社(GODIVA):高級チョコレートブランドのECサイトを構築。ギフト機能・ブランドイメージを重視
- カルビー株式会社:メーカー公式ECを展開。レビューツール「ReviCo」も導入しCVR向上を実現
- 株式会社吉野家:冷凍食品のオンライン販売を強化。定期購入・まとめ買い機能を活用
- 株式会社ヤッホーブルーイング:クラフトビールのファンマーケティングをECで実現
- 株式会社一蘭:ラーメンの通販ECを構築。食品ECとしてのUX設計が評価
- 株式会社ロッテ:大手菓子メーカーとして安定した基盤で公式ECを展開
【活用ポイント】定期頒布会・ギフト対応・レビュー活用によるCVR向上が食品・飲料業界での主な成功パターンです。
百貨店・リテール業界
百貨店・大型小売業では、実店舗との連携(クリック&コレクト)・モール型EC構築・多ブランド統合管理などが求められます。ecbeingはこれらを高いレベルで実現できます。
- 株式会社パルコ:多ブランドを集約したモール型ECを構築。基幹システムとのリアルタイム連携で運用負荷を激減
- 株式会社大丸松坂屋百貨店:化粧品・ファッションを中心に百貨店ECを展開
- 株式会社近鉄百貨店:地域密着型の百貨店ECとして豊富な機能を活用
- 株式会社イトーヨーカ堂:総合小売のオムニチャネル化に対応
- 株式会社ロフト:雑貨・インテリアのECサイトを展開
靴・鞄・小物業界
靴業界で特に有名な事例がABCマートです。ecbeingとはオムニチャネルの戦略パートナー契約を締結しており、EC×実店舗の次世代型顧客体験を共同構築しています。
- 株式会社エービーシー・マート(ABC-MART):EC×店舗のオムニチャネル戦略パートナーとして提携。「ABC-MART GRAND STAGE ONLINE STORE」を構築し、詳細な絞り込み検索・コンテンツマーケティングを実現。ECサイトで購入した商品の店舗受取など、シームレスな体験を提供
- シチズン時計株式会社:時計ブランドの世界観を維持しながら高品位ECを構築
- 株式会社リーガルコーポレーション:高級紳士靴ブランドのECサイトをecbeingで展開
- 株式会社ゾフ:メガネのEC購入フローをカスタマイズで最適化
エンタメ・趣味・その他業界
エンタメ・メーカー系でも多くの企業がecbeingを選択。独自のコンテンツとECを組み合わせた「メディアコマース」型のサイト運営が得意です。
- 株式会社KADOKAWA:書籍・グッズ・コンテンツを組み合わせたECを展開
- 株式会社タカラトミー:玩具メーカーの公式ECサイトを構築
- 株式会社カプコン:ゲーム関連グッズのECサイト運営
- ANA X株式会社 / 日本航空株式会社:航空会社のモール型EC・マイル連携を実現
- 株式会社JTB:旅行関連商品のEC販売
- 株式会社良品計画(無印良品):インテリア・生活雑貨の自社ECを展開
BtoB(法人向けEC)業界
法人間取引(BtoB)でも、ecbeingは業界実績No.1を誇ります。アナログ受注からのデジタル化・受発注効率化・新規顧客開拓など、BtoBならではの課題解決を実現しています。
- サンテレホン株式会社:ecbeing BtoBの導入後、EC経由の売上が前年比で約3倍に伸長。新規顧客獲得とデータ活用が成功の鍵
- 株式会社オーディオテクニカ:アナログ受注から脱却し、BtoB取引の受注業務を大幅に効率化
- 株式会社日阪製作所:コスト面と短納期を評価してecbeingを選択。新規顧客獲得と既存顧客のEC会員化でEC売上20倍を達成
- VAIO株式会社:PCメーカーのBtoB-ECサイトを構築し、法人向け受注業務を効率化
- ミドリ安全株式会社 / AGCグラスプロダクツ株式会社:製造業向けBtoB-ECとして受発注システムをデジタル化
4. ecbeing導入で得られる具体的な成果・効果
「事例で成果が出ているのはわかったけど、具体的な数字が知りたい」という方のために、公開されている成果数字をまとめました。
| 企業名・ケース | 成果・数字 |
|---|---|
| 西川株式会社(寝具) | データ活用とOMO施策でEC売上が初年度比較で約40倍 |
| ある企業のリニューアル事例 | EC売上1.5倍・アクセス1.6倍・購買件数月平均2,000件増加 |
| サンテレホン株式会社(BtoB) | EC経由の売上が前年比約3倍に伸長 |
| 株式会社日阪製作所(BtoB) | EC売上20倍を達成 |
| コーセー(ReviCo導入) | レビュー投稿数が約3倍・高評価が全体の約90% |
| CVR向上事例(複数) | CVRが1.3倍以上向上した事例あり |
これらの成果は、単純にECサイトを構築しただけでなく、ecbeingが提供するマーケティング支援・データ活用・オムニチャネル施策を組み合わせた結果として得られているものです。「作って終わり」ではなく、継続的な改善と運用支援がecbeingの真の価値といえます。
5. ecbeingが向いている企業・向いていない企業
✅ ecbeingが向いている企業
- 年商10億円以上を目指す中堅・大手企業(既に年商10億円超の場合も)
- 実店舗とECを連携したオムニチャネルを実現したい企業
- 基幹システム・物流・CRMなどと深く連携したい企業
- BtoBの受発注業務をデジタル化したい企業
- EC構築〜運用まで一社でサポートしてほしい企業
- セキュリティ・安定性を重視する企業
❌ ecbeingが向いていない企業
ecbeingはコストが高いため、以下のような企業・個人には向いていません。
- 個人・スタートアップ・小規模事業者(初期費用500万円〜が重荷)
- まず低コストで試してみたい企業
- 月商が数百万円〜数千万円程度の規模
- 自社でシステム管理・カスタマイズを行いたい企業
このような企業・個人には、よりコストを抑えられるASP型のECサービスが適しています。次のセクションで比較します。
6. ecbeingのデメリット・注意点
ecbeingを検討する際に知っておくべきデメリットも正直にお伝えします。
- 初期費用が高額:ミドルプランで500万円〜、エンタープライズプランで3,000万円〜と、初期投資が大きい
- カスタマイズ・保守費用が高め:小さな改修でも数十万〜数百万円の追加費用が発生することがある
- 導入期間が長い:本格的なパッケージ型のため、サイト公開まで数ヶ月〜1年以上かかるケースも
- 小規模には過剰スペック:機能が豊富な分、使いこなすまでに時間がかかる場合がある
これらのデメリットを踏まえると、ecbeingはしっかりした予算と体制がある企業が、中長期視点でEC事業を成長させる前提で使うものというのが正しい理解です。費用を抑えてスモールスタートしたい場合は、ecbeingのSaaS版にあたるメルカート(月額19万円〜)か、他のASPサービスが選択肢になります。
7. ecbeing以外のECサービスとの比較
ecbeingが自社に合わない場合や、まずは小規模でスタートしたい場合は、以下のサービスが選択肢になります。
| サービス名 | 初期費用 | 月額費用 | 向いている規模 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| Shopify(ショッピファイ) | ほぼ0円〜 | 約3,000円〜 | 中小〜中堅 | 世界シェアNo.1。拡張性が高く多言語・越境EC対応 |
| makeshop(メイクショップ) | 要確認 | 約11,000円〜 | 中小〜中堅 | 国内企業向け機能が充実。年商1億円規模に対応 |
| カラーミーショップ | 0円〜 | 約3,300円〜 | 小規模〜中小 | シンプルで使いやすく低コスト |
| BASE(ベイス) | 0円 | 0円(手数料制) | 個人〜小規模 | 初期費用0円。個人・副業に最適 |
| STORES(ストアーズ) | 0円 | 0円〜(プランあり) | 個人〜小規模 | デザイン性が高くシンプルな操作で開設可能 |
| ecbeing | 500万円〜 | 20万円〜 | 中堅〜大手 | 高機能・高カスタマイズ・オムニチャネル対応 |
どのECサービスを選ぶかは、事業規模・予算・必要な機能によって大きく異なります。ecbeingは大規模・高機能が必要な企業には最適ですが、スモールスタートを検討している場合は他のサービスを選ぶ方が賢明です。自分に合ったサービスの選び方は下記の記事でも詳しく解説しています。
8. まとめ:ecbeingの事例から学ぶEC成功の秘訣
ecbeing(イーシービーイング)の導入事例をまとめると、成功している企業には共通した特徴があります。
- ①「構築」だけで終わらず、マーケティング・データ活用まで一貫して取り組んでいる
- ②オムニチャネル化によって、実店舗とECのシナジーを最大化している
- ③レビュー・レコメンド・CRMなどの機能を積極的に活用し、CVR・LTVを向上させている
- ④BtoBでは受発注のデジタル化によって業務効率化と新規顧客獲得を同時に実現している
ecbeingは「中堅・大手企業がEC事業を本格的に成長させるための基盤」として、非常に高い実績と信頼性を誇るサービスです。一方で、コストが高いため、まずは自社の規模・予算・目標に合わせて最適なECサービスを選ぶことが重要です。
「どのECサービスが自社に合うかわからない」という方は、以下の比較記事やフローチャートがお役に立てます。ぜひ参考にしてください。
あなたに合ったECサービスを見つけよう
ecbeingを検討中の方も、他のサービスを比較したい方も、まずは以下のリソースで自社に最適なECサービスを確認してみましょう。
※本記事は公開情報をもとに作成しています。料金・プラン内容は変更になる場合があります。最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
