EC-CUBEの料金プラン完全ガイド|無料版と有料版の違い・費用相場を徹底解説【2026年最新】

ECショップ・ネットショップ

EC-CUBEでネットショップを開設したいけれど、料金プランが複雑で分かりにくいと感じていませんか?クラウド版やダウンロード版、GPLライセンスや商用ライセンスなど、様々な選択肢があり、どれを選べばいいのか迷う方も多いでしょう。

この記事では、EC-CUBEの料金プランを初心者にも分かりやすく解説します。初期費用・月額費用から隠れたコストまで、総額でいくらかかるのかを明確にし、自社に最適なプラン選びをサポートします。

目次

EC-CUBEとは?料金プランの全体像

EC-CUBEは、日本国内で推定35,000店舗以上が利用する国産のECサイト構築システムです。オープンソース型のため、自由度が高く、カスタマイズ性に優れているのが特徴です。

EC-CUBEの3つの料金体系

EC-CUBEには、大きく分けて3つの料金体系があります。

  1. ダウンロード版(GPLライセンス):無料
  2. ダウンロード版(商用ライセンス):264,000円
  3. クラウド版(ec-cube.co):月額6,800円~

それぞれの特徴と料金を詳しく見ていきましょう。

ダウンロード版の料金(無料版・商用版)

ダウンロード版は、EC-CUBEのプログラム本体を無料でダウンロードして、自社のサーバーにインストールするタイプです。

GPLライセンス(無料版)

料金:無料

EC-CUBEのダウンロード版は、GPLライセンス(GNU General Public License)に基づいて無料で利用できます。オープンソースソフトウェアとして公開されているため、誰でも自由にダウンロード・インストール可能です。

GPLライセンスの特徴

  • メリット:ライセンス料が一切かからない、全機能を無料で利用可能
  • デメリット:カスタマイズしたソースコードを公開する義務がある
  • 向いている人:小規模事業者、コストを最小限に抑えたい方

注意:GPLライセンスでは、カスタマイズを加えた場合、そのソースコードを一般公開する必要があります。企業秘密や独自機能を含む場合は、商用ライセンスの検討が必要です。

商用ライセンス(有料版)

料金:264,000円/1ライセンス

商用ライセンスを購入すると、カスタマイズしたソースコードを公開する義務がなくなります。主に制作会社がクライアント向けにカスタマイズしたサイトを納品する際に利用されます。

商用ライセンスの料金体系

購入ライセンス数 1ライセンスあたりの料金
1ライセンス 264,000円
3ライセンス一括購入 237,600円
4~9ライセンス一括購入 224,400円
10ライセンス以上 211,200円

商用ライセンスの特徴

  • メリット:ソースコード公開不要、セキュリティ面で安心
  • デメリット:初期費用が高額
  • 向いている人:月商1,000万円以上を目指す事業者、独自機能が必要な企業

クラウド版の料金プラン

クラウド版「ec-cube.co」は、サーバーの準備やメンテナンスが不要なSaaS型のサービスです。2つのプランが用意されています。

Liteプラン(新規受付停止中)

初期費用:無料|月額:6,800円~

※2022年7月現在、新規登録受付停止中です。

  • 基本料金:6,800円/月(税抜)
  • 販売額50万円超過時:6,800円 + 超過分×1.3%
  • 商品登録数:無制限
  • 独自ドメイン:対応
  • SSL:標準提供
  • カスタマイズ:不可

Standardプラン

初期費用:70,000円|月額:49,800円~84,800円

Standardプランは、本格的なECサイト運営に最適なプランです。

月額料金の変動方式

販売額(月商) 月額料金(税抜)
~300万円 49,800円
300万円~1,000万円 49,800円 + 超過分×0.5%
1,000万円以上 84,800円(上限)

Standardプランの機能

  • Liteプランの全機能
  • ソースコードカスタマイズ可能
  • Git管理・編集履歴機能
  • ステージング環境:本番環境に影響せずテスト可能
  • エラーログ取得

おすすめポイント:月商が1,000万円を超えても月額84,800円が上限なので、事業の成長に合わせて安心して利用できます。

見落としがちな追加費用

EC-CUBEの料金プランだけでなく、実際の運営には様々な追加費用が発生します。

1. サーバー・ドメイン費用(ダウンロード版のみ)

ダウンロード版を利用する場合、自社でサーバーとドメインを用意する必要があります。

レンタルサーバーの料金相場

サービス名 初期費用 月額料金 年間コスト
ロリポップ!(スタンダード) 1,500円 500円~ 約7,500円
エックスサーバー 3,000円 1,000円~ 約15,000円
さくらのレンタルサーバ 1,029円 515円~ 約7,200円
  • 独自ドメイン:年間1,000~3,000円
  • SSL証明書:無料~年間数万円(Let’s Encryptなら無料)

2. 決済手数料

ネットショップ運営に必須の決済サービスにも費用がかかります。

  • クレジットカード決済:2.79~3.6%程度
  • コンビニ決済:130~300円/件 + 月額2,000円程度
  • 後払い決済:4~6%程度

3. 制作・カスタマイズ費用(外注する場合)

作業内容 料金目安
インストール・初期設定のみ 5~10万円
テンプレート利用+カスタマイズ 20~35万円
オリジナルデザイン制作 50~80万円
本格的なカスタマイズ 100万円~

4. 運用・保守費用

  • セキュリティ対策・アップデート:月額1~3万円
  • サイト更新作業:月額1~3万円
  • バックアップ:月額数千円~

総額コストシミュレーション

実際にEC-CUBEを運営する場合、総額でどれくらいの費用がかかるのかをシミュレーションします。

パターン1:小規模スタートアップ(ダウンロード版・自社構築)

初年度総額:約8万円

項目 費用
EC-CUBEライセンス(GPL) 無料
レンタルサーバー(年間) 約7,500円
独自ドメイン(年間) 約2,000円
決済手数料 売上に応じて変動
初年度合計 約8万円~

パターン2:中規模事業者(クラウド版Standardプラン)

初年度総額:約67万円

項目 費用
初期費用 70,000円
月額料金(年間) 597,600円(49,800円×12ヶ月)
決済手数料 売上に応じて変動
初年度合計 約67万円~

パターン3:本格的なECサイト(商用ライセンス+制作外注)

初年度総額:約110万円~

項目 費用
商用ライセンス 264,000円
制作・カスタマイズ費用 500,000円~
レンタルサーバー(年間) 約15,000円
独自ドメイン 約2,000円
運用保守(年間) 240,000円(月2万円×12ヶ月)
初年度合計 約110万円~

プランの選び方

自社に最適なEC-CUBEのプランを選ぶためのポイントを解説します。

1. 予算と売上規模から選ぶ

  • 初期費用を抑えたい・月商50万円以下:ダウンロード版(GPL)
  • 手軽に始めたい・月商50~300万円:クラウド版Liteプラン(受付停止中)
  • 本格運営・月商300万円以上:クラウド版Standardプラン
  • 独自性重視・月商1,000万円以上:ダウンロード版(商用ライセンス)

2. 技術力から選ぶ

  • 技術者がいる・カスタマイズしたい:ダウンロード版
  • 技術者がいない・すぐに始めたい:クラウド版

3. セキュリティから選ぶ

重要:ダウンロード版(GPL)は、カスタマイズしたソースコードを公開する義務があるため、セキュリティ面で懸念がある場合は商用ライセンスまたはクラウド版を選択しましょう。

他サービスとの料金比較

EC-CUBEと他の主要なネットショップ作成サービスの料金を比較します。

サービス名 初期費用 月額料金 決済手数料
EC-CUBE(クラウドStandard) 70,000円 49,800円~ 別途契約
BASE 無料 無料~ 3.6%+40円~
STORES 無料 無料~ 5%~
Shopify 無料 約3,700円~ 3.25%~
makeshop 11,000円 12,100円~ 別途契約
カラーミーショップ 無料 4,950円~ 別途契約

EC-CUBEは初期費用・月額費用が高めですが、カスタマイズ性の高さと機能の充実度が魅力です。一方、BASESTORESは初期費用無料で手軽に始められます。

よくある質問

Q1. EC-CUBEは完全無料で使えますか?

A. ダウンロード版(GPLライセンス)なら、プログラム本体は無料です。ただし、サーバー代、ドメイン代、決済手数料などは別途必要です。完全無料で運営することはできません。

Q2. GPLライセンスと商用ライセンスの違いは何ですか?

A. 最大の違いはソースコード公開義務の有無です。GPLライセンスはカスタマイズしたコードを公開する必要がありますが、商用ライセンス(264,000円)を購入すれば公開不要になります。

Q3. クラウド版とダウンロード版、どちらがおすすめですか?

A. 技術者がいない、すぐに始めたい方はクラウド版がおすすめです。サーバー管理やセキュリティ対策が不要で、運営に集中できます。技術力があり、自由にカスタマイズしたい方はダウンロード版が向いています。

Q4. 月額料金が変動するのはなぜですか?

A. クラウド版は販売額(月商)に応じて月額料金が変動する仕組みです。売上が増えるほど料金も上がりますが、Standardプランは月額84,800円が上限なので、大きく成長しても安心です。

Q5. 初期費用を抑える方法はありますか?

A. ダウンロード版(GPLライセンス)を選び、自社で構築・運用すれば初期費用を最小限に抑えられます。ただし、技術力とセキュリティ対策が必要です。

まとめ

EC-CUBEの料金プランは、事業規模や技術力、予算に応じて選択することが重要です。

EC-CUBE料金プラン選びのポイント

  • 初期費用を抑えたい:ダウンロード版(GPLライセンス)+ 自社構築
  • 手軽にスタートしたい:クラウド版Standardプラン
  • 本格的なカスタマイズ:ダウンロード版(商用ライセンス)+ 制作会社に依頼
  • サーバー代・決済手数料などの追加費用も必ず考慮する
  • 月商が300万円以上ならクラウド版Standardプランがコスパ良好

EC-CUBEは自由度が高い反面、料金体系が複雑です。自社のビジネスモデルに合ったプランを選び、無理のない予算でネットショップ運営をスタートしましょう。

もし「EC-CUBEは複雑すぎる」「もっと手軽にネットショップを始めたい」とお考えなら、他のサービスも検討してみましょう。

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