「ハンドメイド作品を作るのが好きで、販売してみたい」「趣味を収入につなげたい」と考えている方は多いでしょう。でも、いざ始めようとすると「どのサイトで販売すればいいの?」「手数料はどれくらい?」と迷ってしまいますよね。
実は、ハンドメイド販売サイトは10種類以上あり、それぞれ特徴や向き不向きが大きく異なります。適切なサイトを選ぶことで、売上や作品の認知度が大きく変わってきます。
本記事では、2026年最新の情報をもとに、ハンドメイド販売におすすめのネットショップ10選を初心者向けに徹底比較します。手数料・集客力・使いやすさの観点から、あなたに最適なサイトが見つかるようサポートします。
目次
- ハンドメイド販売サイトは大きく3タイプ
- 【比較表】ハンドメイド販売サイト10選の手数料と特徴
- 【マーケット型】集客力が高いおすすめサイト4選
- 【自社ショップ型】ブランド構築におすすめ4選
- 【その他】個性的なサイト2選
- あなたに最適なサイトの選び方【フローチャート付き】
- ハンドメイド販売の始め方【5ステップ】
- 売れるハンドメイド作品にするための7つのコツ
- まとめ:自分に合ったサイトで楽しくハンドメイド販売を始めよう
ハンドメイド販売サイトは大きく3タイプ
ハンドメイド作品を販売できるサイトは、大きく3つのタイプに分けられます。まずはこの違いを理解しましょう。
タイプ1:ハンドメイドマーケット(マーケット型)
minne、Creema、iichiなど、ハンドメイド作品専門のマーケットプレイスです。
- メリット:すでにハンドメイド作品を探している購入者が多く訪れるため、集客力が高い
- メリット:初心者でも始めやすく、出品作業も簡単
- デメリット:販売手数料が高め(10~11%程度)
- デメリット:競合が多く、価格競争になりやすい
タイプ2:ネットショップ作成サービス(自社ショップ型)
BASE、STORES、Squareなど、自分のネットショップを持てるサービスです。
- メリット:ブランドイメージを自由に構築できる
- メリット:手数料が比較的安い(3.6~6.6%程度)
- メリット:顧客データを自社で管理できる
- デメリット:集客は自分で行う必要がある(SNS活用など)
- デメリット:ショップの知名度を上げるまで時間がかかる
タイプ3:フリマアプリ
メルカリShopsなど、フリマアプリ機能を使った販売です。
- メリット:利用者数が圧倒的に多い(メルカリは月間2,000万人以上)
- メリット:気軽に始められる
- デメリット:ハンドメイド以外の商品も多く、埋もれやすい
- デメリット:ブランドイメージの構築が難しい
初心者には「マーケット型」から始めるのがおすすめです。集客力があり、売れる経験を積みやすいためです。慣れてきたら自社ショップ型も併用すると、売上が伸びやすくなります。
【比較表】ハンドメイド販売サイト10選の手数料と特徴
主要なハンドメイド販売サイトを一覧表で比較してみましょう。
| サイト名 | タイプ | 販売手数料 | 月額料金 | 集客力 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| minne | マーケット型 | 10.56% | 無料 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | 初心者に最適 |
| Creema | マーケット型 | 11% | 無料 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | 高価格帯向け |
| iichi | マーケット型 | 20% | 無料 | ⭐⭐⭐⭐ | 工芸品・和雑貨向け |
| メルカリShops | フリマ型 | 10% | 無料 | ⭐⭐⭐⭐⭐ | 気軽に始めたい方 |
| BASE | 自社ショップ型 | 6.6%+40円 | 無料 | ⭐⭐⭐ | 手数料重視の方 |
| STORES | 自社ショップ型 | 5.5% | 無料(フリープラン) | ⭐⭐⭐ | デザイン重視の方 |
| Square | 自社ショップ型 | 3.6% | 無料 | ⭐⭐⭐ | 手数料最安 |
| カラーミーショップ | 自社ショップ型 | カード決済手数料のみ | 無料(フリープラン) | ⭐⭐⭐ | 本格派向け |
※集客力の星評価は、サイト自体が持つ集客力を示しています。自社ショップ型は自力での集客が必要です。
【マーケット型】集客力が高いおすすめサイト4選
まずは、すでに多くの購入者が訪れるマーケット型のサイトをご紹介します。初心者が最初に始めるのに最適です。
①minne(ミンネ)
minne(ミンネ)は、国内最大級のハンドメイドマーケット。作家数96万人以上、登録作品数1,800万点以上の圧倒的な規模を誇ります。
minneの特徴
- 販売手数料:10.56%(税込)
- 月額料金:無料
- 振込手数料:220円
- 最低振込金額:1,000円以上
メリット
- アプリダウンロード数1,700万以上で購入者が多い
- 初心者でも使いやすいシンプルな管理画面
- GMOペパボ運営で安心感がある
- 定期的にイベントやキャンペーンが開催される
- 作家向けのサポート記事が充実
デメリット
- 競合作家が多く、埋もれやすい
- 価格競争になりやすい傾向
- 販売手数料がやや高め
こんな人におすすめ
「とにかく初めてハンドメイド販売に挑戦したい!」という初心者の方に最適です。利用者数が多いため、作品が売れる経験をしやすいのが大きな魅力です。
②Creema(クリーマ)
Creema(クリーマ)は、minneと並ぶ国内最大級のハンドメイドマーケット。クオリティ重視の作品が多く、やや高価格帯の商品が売れやすい特徴があります。
Creemaの特徴
- 販売手数料:11%(税込)
- 月額料金:無料
- 振込手数料:3万円未満176円、3万円以上275円
- 最低振込金額:1,000円以上
メリット
- 作家数24万人以上、作品数1,400万点以上の大規模マーケット
- minneより客単価が高い傾向
- リアルイベント(ハンドメイドインジャパンフェスなど)も開催
- 動画投稿機能で作品の魅力を伝えやすい
- 海外販売にも対応
デメリット
- 販売手数料がminneより若干高い
- 出品審査があり、質の高い作品が求められる
こんな人におすすめ
「質の高い作品を適正価格で販売したい」「ブランドイメージを大切にしたい」という方におすすめです。アクセサリー・ファッション・インテリア雑貨などが特に人気です。
③iichi(イイチ)
iichi(イイチ)は、日本の手仕事・伝統工芸・アート作品に特化したハンドメイドマーケットです。
iichiの特徴
- 販売手数料:20%(税込)
- 月額料金:無料
- 振込手数料:無料
- 最低振込金額:5,000円以上
メリット
- 和雑貨・陶器・木工品など伝統的な作品が好まれる
- ターゲット層が明確(伝統工芸・手仕事に関心がある購入者)
- 高価格帯の作品も売れやすい
- 作品の世界観を大切にする雰囲気
デメリット
- 販売手数料が20%と高め
- ユーザー数はminneやCreemaより少ない
- ポップな作品よりも和テイストの作品向け
こんな人におすすめ
「陶芸」「木工」「染織」「和雑貨」など、日本の伝統的な手仕事を大切にしている作家さんに最適です。
④メルカリShops(メルカリショップス)
メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」内でショップを開設できるサービス。月間利用者2,000万人以上という圧倒的な集客力が魅力です。
メルカリShopsの特徴
- 販売手数料:10%
- 月額料金:無料
- 振込手数料:200円
- 最低振込金額:1円以上(売上金自動振込も可能)
メリット
- 国内最大級のフリマアプリで圧倒的な利用者数
- 気軽にショップを始められる
- メルカリユーザーに作品が届きやすい
- 在庫管理・発送も簡単
デメリット
- ハンドメイド以外の商品も多く、専門性は低い
- フリマ感覚で値下げ交渉をされることがある
- ブランドイメージの構築は難しい
こんな人におすすめ
「とにかく多くの人に見てもらいたい」「メルカリを普段から使っている」という方におすすめです。副業として気軽に始めたい方にも向いています。
【自社ショップ型】ブランド構築におすすめ4選
次に、自分のブランドを構築できる自社ショップ型のサービスをご紹介します。慣れてきたらマーケット型と併用するのがおすすめです。
①BASE(ベイス)
BASE(ベイス)は、初期費用・月額費用0円で自分のネットショップを持てる人気サービスです。
BASEの特徴
- 販売手数料:6.6%+40円(スタンダードプラン)
- 月額料金:無料(スタンダードプラン)、5,980円(グロースプラン・手数料2.9%)
- 決済手数料:3.6%+40円
- 振込手数料:250円(2万円未満)、無料(2万円以上)
メリット
- 初期費用・月額費用0円で始められる
- 80種類以上のデザインテンプレート
- Instagram販売連携が簡単
- 「BASE Apps」で機能を自由に拡張できる
- 「PAY ID」アプリで購入者にリーチできる
デメリット
- 集客は自力で行う必要がある
- 販売手数料は1件ごとに+40円かかる
こんな人におすすめ
「無料で自分のショップを持ちたい」「SNSで集客できる」という方に最適です。Instagramでフォロワーがいる方は特におすすめです。
②STORES(ストアーズ)
STORES(ストアーズ)は、おしゃれなデザインと使いやすさで人気のネットショップ作成サービスです。
STORESの特徴
- 販売手数料:5.5%(フリープラン)、3.6%(スタンダードプラン)
- 月額料金:無料(フリープラン)、2,980円(スタンダードプラン)
- 決済手数料:販売手数料に含まれる
- 振込手数料:275円(1万円未満)、無料(1万円以上)
メリット
- デザインテンプレートがおしゃれ
- スマホアプリで簡単に管理できる
- BASEより販売手数料が安い(フリープランでも5.5%)
- 予約販売・定期販売にも対応
- Instagram販売連携機能あり
デメリット
- 集客は自力で行う必要がある
- 無料プランでは機能に制限がある
こんな人におすすめ
「デザイン性の高いショップを作りたい」「手数料を抑えたい」という方におすすめです。アパレル・雑貨・アクセサリー系の作家さんに人気があります。
③Square(スクエア)オンラインビジネス
Square(スクエア)オンラインビジネスは、決済手数料が最安級(3.6%)のネットショップ作成サービスです。
Squareの特徴
- 販売手数料:なし
- 決済手数料:3.6%
- 月額料金:無料
- 振込手数料:無料
- 最低振込金額:なし(翌営業日自動入金)
メリット
- 決済手数料が業界最安級の3.6%
- 振込手数料無料・翌営業日自動入金
- 実店舗とオンラインの在庫を一元管理できる
- POSレジとの連携が強力
- 世界的企業の運営で信頼性が高い
デメリット
- デザインテンプレートの種類が少ない
- 集客は自力で行う必要がある
こんな人におすすめ
「手数料を最小限に抑えたい」「イベント出店など実店舗販売もする」という方に最適です。利益率を最大化したい方におすすめです。
④カラーミーショップ
カラーミーショップは、本格的なネットショップを構築できる老舗のサービスです。
カラーミーショップの特徴
- 販売手数料:なし
- 決済手数料:カード会社により異なる(3.14%~)
- 月額料金:無料(フリープラン)、4,950円(レギュラー)、9,595円(ラージ)
- 振込手数料:決済方法により異なる
メリット
- 販売手数料がかからない
- カスタマイズの自由度が高い
- 80種類以上のテンプレート
- 本格的なSEO対策が可能
- サポート体制が充実(電話・メール)
デメリット
- 初心者には若干難しい
- 本格的に使うには有料プランが必要
- 集客は自力で行う必要がある
こんな人におすすめ
「本格的なネットショップを運営したい」「将来的に事業を拡大したい」という方におすすめです。ある程度のITスキルがある方向けです。
【その他】個性的なサイト2選
上記以外にも、ニッチなニーズに対応した個性的なサイトがあります。
Pinkoi(ピンコイ)
台湾発のアジア最大級のハンドメイドマーケット。海外販売に強く、台湾・香港・中国などのアジア圏に作品を届けられます。
Etsy(エッツィー)
アメリカ発の世界最大級のハンドメイドマーケット。英語での出品が必要ですが、世界中に顧客がいます。本格的にグローバル展開したい方向けです。
あなたに最適なサイトの選び方【フローチャート付き】
「結局、どのサイトを選べばいいの?」と迷っている方へ、選び方のポイントをお伝えします。
選び方のポイント
| あなたの状況 | おすすめサイト |
|---|---|
| 完全初心者で、まず売る経験をしたい | minne または Creema |
| 手数料を最小限に抑えたい | Square または カラーミーショップ |
| おしゃれなショップを作りたい | STORES または BASE |
| SNS(Instagram)で集客できる | BASE または STORES |
| 和雑貨・伝統工芸を販売したい | iichi |
| メルカリユーザーで気軽に始めたい | メルカリShops |
| 本格的に事業化したい | カラーミーショップ または Shopify |
初心者におすすめの組み合わせ
マーケット型(minne/Creema)+ 自社ショップ型(BASE/STORES)の併用がおすすめです。
- 最初はminneで販売開始
集客力があるため、初めて作品が売れる経験ができます。 - 慣れてきたらBASEやSTORESも開設
自社ショップでファンを育て、リピーターを獲得します。 - SNSで自社ショップに誘導
minneで知名度を上げつつ、手数料の安い自社ショップで利益率を高めます。
詳しいサイト選びの方法は、以下の記事も参考にしてください。
ハンドメイド販売の始め方【5ステップ】
ハンドメイド販売を始める際の基本的な流れをご紹介します。
ステップ1:販売サイトに登録する
まずは選んだサイトに会員登録します。多くのサイトはメールアドレスだけで無料登録できます。
ステップ2:ショップ情報を設定する
- ショップ名を決める(覚えやすく、作品の雰囲気に合った名前)
- プロフィールを書く(作家の想いやこだわりを伝える)
- ショップ画像・バナーを設定する(世界観を表現)
ステップ3:商品を撮影する
商品写真は売上に直結する最重要ポイントです。
- 自然光で明るく撮影
- 複数角度から撮影(正面・側面・裏面・着用イメージなど)
- サイズ感が分かるよう工夫する
- 背景をシンプルにして商品を引き立てる
- スマホでもOK(最近のスマホカメラは高性能)
ステップ4:商品情報を登録する
- 商品名:分かりやすく、検索されやすいキーワードを含める
- 価格:材料費・制作時間・手数料を考慮して設定
- 商品説明:サイズ・素材・使い方・注意事項を詳しく
- カテゴリー・タグ:適切に設定して検索されやすくする
ステップ5:発送方法・決済方法を設定する
- 発送方法を選択(定形郵便・レターパック・宅配便など)
- 送料を設定する
- 決済方法を選択(クレジットカード・コンビニ決済など)
- 特定商取引法に基づく表記を設定する
これで準備完了!商品を公開すれば、ハンドメイド販売スタートです。
売れるハンドメイド作品にするための7つのコツ
ただ出品するだけでは、なかなか売れません。売れる作品にするためのコツを7つご紹介します。
コツ1:ターゲットを明確にする
「誰に」「どんなシーンで」使ってもらいたいかを明確にしましょう。ターゲットが明確になると、デザイン・価格設定・商品説明がブレなくなります。
コツ2:商品写真にこだわる
売れるかどうかの80%は写真で決まると言われています。明るく・鮮明に・魅力的に撮影しましょう。
コツ3:商品説明を丁寧に書く
サイズ・素材・使い方だけでなく、作品への想いやストーリーも伝えましょう。共感してもらうことで購入につながります。
コツ4:適正価格を設定する
安すぎると「安っぽい」印象を与え、高すぎると売れません。材料費 + 制作時間の時給 + 手数料を基準に、類似作品の価格も参考にしましょう。
コツ5:定期的に新作を投稿する
新作を定期的に投稿すると、ショップが「注目」や「新着」に表示されやすくなり、アクセスが増えます。
コツ6:SNSで発信する
Instagram・X(Twitter)・Pinterestなどで作品を発信しましょう。#ハンドメイド #ハンドメイドアクセサリーなどのハッシュタグを活用すると、興味のある人に届きやすくなります。
コツ7:丁寧な対応を心がける
購入者への対応は迅速・丁寧に。良い評価・口コミが増えると、次の購入者の安心材料になります。リピーターを増やすことが、長期的な成功につながります。
まとめ:自分に合ったサイトで楽しくハンドメイド販売を始めよう
本記事では、ハンドメイド販売におすすめのネットショップ10選を、初心者向けに徹底比較しました。
重要ポイントのおさらい
- 初心者はマーケット型(minne/Creema)から始めるのがおすすめ
- 慣れてきたら自社ショップ型(BASE/STORES)と併用すると利益率が上がる
- 手数料重視なら:Square(3.6%)、STORES(5.5%)
- 集客力重視なら:minne、Creema、メルカリShops
- デザイン重視なら:STORES、BASE
- 和雑貨・伝統工芸なら:iichi
最後に
ハンドメイド販売は、「好き」を「仕事」にできる素晴らしい方法です。最初は売れなくて不安になるかもしれませんが、諦めずに続けることが大切です。
まずは1つのサイトに登録して、実際に作品を出品してみましょう。経験を積むことで、自分に合った販売方法や、お客様に喜ばれる作品が見えてきます。
あなたのハンドメイド作品が、誰かの生活を彩り、笑顔を届けられることを願っています。
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