「STORESでネットショップを始めたいけど、手数料はどれくらいかかるの?」「実際の利益はいくら残るの?」とお悩みではありませんか?本記事では、STORES(ストアーズ)の手数料体系を徹底解説し、他サービスとの比較や手数料を抑えるコツまでご紹介します。
目次
- STORES(ストアーズ)の手数料体系を完全理解
- 決済手数料の詳細とプラン別の違い
- 振込手数料・事務手数料について
- STORES手数料の具体的な計算例
- 他サービスとの手数料比較
- STORESの手数料を抑える5つのコツ
- フリープランとスタンダードプランの選び方
- まとめ:STORESの手数料は高い?安い?
STORES(ストアーズ)の手数料体系を完全理解
STORES(ストアーズ)でネットショップを運営する際に発生する手数料は、主に以下の3種類です。
- 決済手数料:商品が売れた際に発生
- 振込手数料:売上金を銀行口座に振り込む際に発生
- 事務手数料:売上金振込時に発生
これらの手数料を正しく理解することで、実際の利益を正確に把握でき、ビジネスプランを立てやすくなります。
STORESには「フリープラン」と「スタンダードプラン」の2つの料金プランがあり、それぞれで手数料体系が異なります。月額料金が無料のフリープランは初期費用を抑えられますが、決済手数料が高めに設定されています。一方、月額2,980円(税込)のスタンダードプランは決済手数料が低く、売上が増えるほどお得になる仕組みです。
決済手数料の詳細とプラン別の違い
決済手数料は、STORESで最も注目すべき手数料です。売上が発生するたびに必ず発生するため、ビジネスの収益性に直接影響します。
フリープランの決済手数料
フリープランの決済手数料は以下の通りです:
- 基本の決済手数料:5%
- PayPal・あと払い(ペイディ):6.5%
月額料金が無料なため初期コストを抑えられますが、売上に対する手数料率は高めです。例えば、10,000円の商品が売れた場合、決済手数料として500円(5%)が差し引かれ、手元に残るのは9,500円(送料・振込手数料等を除く)となります。
スタンダードプランの決済手数料
スタンダードプランの決済手数料は以下の通りです:
- 基本の決済手数料:3.6%
- PayPal・あと払い(ペイディ):4.6%
- 月額料金:2,980円(税込)
月額料金がかかるものの、決済手数料がフリープランより1.4%も低いのが大きなメリットです。同じく10,000円の商品が売れた場合、決済手数料は360円となり、フリープランと比べて140円もお得になります。
対応している決済方法
STORESで利用できる主な決済方法は以下の通りです:
- クレジットカード決済(VISA、MasterCard、American Express、JCB)
- コンビニ決済
- 銀行振込
- キャリア決済(docomo、au、SoftBank)
- PayPal
- 楽天ペイ
- あと払い(ペイディ)
- Amazon Pay
多様な決済方法に対応していることで、顧客の利便性が向上し、カゴ落ち率の低減につながります。
振込手数料・事務手数料について
STORESでは、決済手数料以外に振込時の手数料も発生します。これらは見落としがちですが、利益計算には重要な要素です。
振込手数料
STORESの振込手数料は一律275円(税込)です。振込申請1回につき、この金額が発生します。
振込手数料を抑えるコツは、まとめて振込申請することです。例えば、毎週振込申請すると月4回で1,100円の手数料がかかりますが、月1回にまとめれば275円で済みます。ただし、キャッシュフローとのバランスを考慮する必要があります。
事務手数料
事務手数料も一律275円(税込)で、振込手数料と同時に発生します。つまり、売上金を振り込む際には、合計550円の手数料(振込手数料275円+事務手数料275円)がかかることになります。
これはフリープラン・スタンダードプランともに共通の金額です。
振込のタイミング
STORESでは、以下の2つの振込タイミングから選択できます:
- 自動振込:月末締め、翌月10日払い(自動で振込申請)
- 手動振込:売上金額が1,000円以上になったタイミングで任意に振込申請可能
スタンダードプランでは、月末締め・翌々月末払いの「スピードキャッシュ」機能も利用できます(別途審査が必要)。
STORES手数料の具体的な計算例
実際の取引を想定して、手数料を計算してみましょう。より具体的にイメージできるはずです。
ケース1:月商5万円の場合(フリープラン)
- 売上:50,000円
- 決済手数料(5%):2,500円
- 振込手数料:275円
- 事務手数料:275円
- 手取り金額:46,950円
- 実質手数料率:6.1%
ケース2:月商5万円の場合(スタンダードプラン)
- 売上:50,000円
- 月額料金:2,980円
- 決済手数料(3.6%):1,800円
- 振込手数料:275円
- 事務手数料:275円
- 手取り金額:44,670円
- 実質手数料率:10.66%
月商5万円程度の場合、フリープランの方がお得です。
ケース3:月商30万円の場合(フリープラン)
- 売上:300,000円
- 決済手数料(5%):15,000円
- 振込手数料:275円
- 事務手数料:275円
- 手取り金額:284,450円
- 実質手数料率:5.18%
ケース4:月商30万円の場合(スタンダードプラン)
- 売上:300,000円
- 月額料金:2,980円
- 決済手数料(3.6%):10,800円
- 振込手数料:275円
- 事務手数料:275円
- 手取り金額:285,670円
- 実質手数料率:4.78%
月商30万円になると、スタンダードプランの方が約1,200円お得になります。
一般的に、月商約21万円が損益分岐点と言われています。それ以上の売上が見込める場合は、スタンダードプランへの切り替えを検討すると良いでしょう。
他サービスとの手数料比較
STORESの手数料が他のネットショップ作成サービスと比べて高いのか安いのか、比較してみましょう。
STORES vs BASE(ベイス)
BASE(ベイス)は、STORESと並んで人気の無料ネットショップサービスです。
| 項目 | STORES(フリー) | BASE(スタンダード) |
|---|---|---|
| 月額料金 | 無料 | 無料 |
| 決済手数料 | 5% | 3.6% + 40円 |
| サービス利用料 | なし | 3% |
| 振込手数料 | 275円 | 250円 |
| 事務手数料 | 275円 | 2万円未満:500円 2万円以上:無料 |
BASEは決済手数料が低めですが、サービス利用料3%が別途発生するため、トータルの手数料率は約6.6%〜7%程度になります。STORESのフリープランは決済手数料5%のみなので、実質的にはSTORESの方が低コストです。
STORES vs Shopify(ショッピファイ)
Shopify(ショッピファイ)は世界的に人気のECプラットフォームです。
| 項目 | STORES(スタンダード) | Shopify(ベーシック) |
|---|---|---|
| 月額料金 | 2,980円 | 約33ドル(約4,500円) |
| 決済手数料 | 3.6% | 3.4%〜3.9% |
| 振込手数料 | 275円 | 無料 |
Shopifyは機能が豊富で越境ECに強いですが、月額料金が高めです。国内向けのシンプルなネットショップであればSTORESの方がコストパフォーマンスに優れています。
STORES vs カラーミーショップ
カラーミーショップは老舗の国内ECサービスです。
| 項目 | STORES(スタンダード) | カラーミー(レギュラー) |
|---|---|---|
| 月額料金 | 2,980円 | 4,950円 |
| 決済手数料 | 3.6% | 4%〜 |
| 初期費用 | 無料 | 3,300円 |
カラーミーショップは機能が充実していますが、初期費用と月額料金がSTORESより高めです。コストを重視するならSTORESが有利です。
各サービスの詳しい比較については、ネットショップ作成ツール徹底比較で詳しく解説しています。
STORESの手数料を抑える5つのコツ
STORESをより効率的に活用するために、手数料を抑えるテクニックをご紹介します。
1. 売上規模に応じてプランを切り替える
前述の通り、月商21万円以上ならスタンダードプランがお得です。売上が安定してきたらプラン変更を検討しましょう。プラン変更はいつでも可能で、月の途中で変更した場合は日割り計算されます。
2. 振込申請をまとめる
振込手数料・事務手数料は1回の振込につき550円かかります。可能な限り振込回数を減らすことで、年間数千円のコストダウンが可能です。例えば、週1回→月1回に変更すれば、年間で約18,000円の節約になります。
3. PayPal・ペイディの利用を最小限に
PayPalとあと払い(ペイディ)は決済手数料が1%高く設定されています。顧客の利便性とのバランスを考慮しつつ、可能であればクレジットカード決済を推奨する導線を作ると良いでしょう。
4. 送料込みの価格設定を検討
送料は決済手数料の対象に含まれます。送料別の設定にすると、その分も手数料がかかります。送料込みの価格設定にすることで、顧客にとってもわかりやすく、カゴ落ち率も低減できます。
5. セット販売で客単価を上げる
決済手数料は売上に対して%で計算されるため、1回の購入金額を増やすことで、相対的な手数料負担を減らせます。セット販売やまとめ買い割引などで客単価を上げる工夫をしましょう。
フリープランとスタンダードプランの選び方
最後に、どちらのプランを選ぶべきか、シチュエーション別に解説します。
フリープランがおすすめの人
- 初めてネットショップを開設する人
- 月商20万円以下の事業者
- 趣味やハンドメイド作品の販売
- テスト的に始めたい人
- 初期コストを抑えたい人
フリープランはリスクなく始められるのが最大のメリットです。まずはフリープランでスタートし、売上が伸びてきたらスタンダードプランに切り替えるのが賢い選択です。
スタンダードプランがおすすめの人
- 月商21万円以上が見込める事業者
- 本格的にEC事業を展開したい人
- 独自ドメインを使いたい人
- アクセス解析など高度な機能を使いたい人
- 手数料率を抑えて利益率を上げたい人
スタンダードプランは、売上が増えるほどコストメリットが出てきます。また、独自ドメインの利用やアイテム画像数の上限撤廃など、機能面でも優位性があります。
プラン変更のタイミング
目安として、3ヶ月連続で月商20万円を超えたらスタンダードプランへの切り替えを検討しましょう。一時的な売上増ではなく、安定的に売上が確保できる見込みが立ってからの変更がおすすめです。
まとめ:STORESの手数料は高い?安い?
STORES(ストアーズ)の手数料体系をまとめると、以下のようになります。
- フリープラン:決済手数料5%、振込・事務手数料550円
- スタンダードプラン:月額2,980円、決済手数料3.6%、振込・事務手数料550円
- 月商21万円以上ならスタンダードプランがお得
他のネットショップサービスと比較すると、STORESの手数料は業界標準か、やや低めと言えます。特に、BASEのようにサービス利用料が別途かからない点は大きなメリットです。
ただし、手数料だけで判断するのではなく、デザインの自由度、機能の豊富さ、サポート体制、将来的な拡張性なども含めて総合的に判断することが重要です。
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STORESは、初心者から本格的な事業者まで幅広く対応できる柔軟な料金体系が魅力です。自分の売上規模や事業計画に合わせて最適なプランを選択し、効率的にネットショップを運営していきましょう。

